マガジンのカバー画像

アートを見に行こう!

54
最近趣味として自分の中でだいぶ盛り上がってきたアート巡りの記録です。目標は月に1回以上行くこと。(ふと普通のマガジンに収まっているのはもったいないと思いこちらでもマガジンとしてま…
運営しているクリエイター

#アートを見に行こう

かわいさ全振り「犬派?猫派?」

今日は行きたい展示が今週末だということを思い出したのでそちらに行ってきました。 場所は東京にある山種美術館。恵比寿の駅から少し歩いたところにある場所ですね。わりと何度も来ている美術館な気がします。 で、今回訪れたのは「犬派?猫派?」展です。今まで行った展示は人や時代。あるいは作品形式というくくりが多かったのですが、こういったモチーフというくくりのタイプの展示は久しぶりあるいは初めてかもしれません。 さて内容としては名前の通りなんですが、まず面白かったのは展示の横にある章

陶器で新聞を作る!?「三島喜美代」展

今日は雨が若干気になるところですが、練馬区立美術館の方に行ってきました。個人的に西武線沿線は近くて遠いところのイメージ。ジオ関係でもいずれ来たいですね。 ということで今回は「三島喜美代―未来への記憶」へ行ってきました。作品の特徴としては新聞や実在のものを陶器で表現するという方で見た目からはまるで本物のように思えます。 その一方で初期作品はコラージュの作品が多く、気になったところでは後に新たな形として消化する「繰り返し」というパターンがとても興味深かったです。 初期の作品

手作りの美、自然の美「民藝展」

最近タイミングというかいい感じに情報が入ってきたこともあり、美術に関するモチベーションが上がっています。 そんなモチベーションが上がった勢いで訪れたのが世田谷の砧(きぬた)公園内にある世田谷美術館です。元々先日の「5 cache challenge」でこちらの公園に訪れたのですが、その時にポスター「民藝展」というのを開催しているというのを知りました。 民藝というのは伝統工芸や産業工芸といった区分の一つというイメージのもので、伝統的なものでありつつも手作りで誰でも使える品々

外も中もガラスで包まれた世界「箱根ガラスの森美術館」

今日は先日行った箱根旅行の中での一つ、箱根ガラスの森美術館に行ったことについて書こうと思います。 箱根ガラスの森美術館に関しては箱根を知ったときから存在自体は知っていたけどなかなか行く機会に恵まれなかった場所です。というのも、そもそもとしてガラスの器に関して今ひとつ興味が持てていませんでした。 これが変わったのはもちろんというか推しである儒烏風亭らでんさんが行ったことと、あと公式の箱根ガラスの森美術館の方がらでんさんのメンバーシップに加入してたびたび降臨していることが挙げ

人とAIの時代に向けて「モダン・タイムス・イン・パリ」

少し日が経ちましたが、自分の記録としてはどうしてもまとめておきたい。ということで今回は先日行った箱根旅行で寄ったポーラ美術館について書いていこうと思います。 ちなみにポーラ美術館はnoteを見る限り4年ぶりらしいです。 軽く読んでみたら前回も泊まりだったとか。今も昔も変わらないですね。 さて今回の企画展は「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」というものです。もともとは推しである儒烏風亭らでんさん情報だったのですが、内容を見てみると機械

あれもこれもの超空間「本阿弥光悦の大宇宙」

今日はアートに関するモチベーションが上がったので上野へ行ってきました。 どこへ行ってきたかというとこちら東京国立博物館。通称トーハクと呼ばれている場所ですね。こちらで行われている特別展「本阿弥光悦の大宇宙」に行ってきました。 言ってきたきっかけはもはやおなじみである推しの儒烏風亭らでんさんに背中を押されたから。この間の誕生日配信(生誕文化祭)、数日後に行われた裏話配信、そしておとといに行われた本阿弥光悦を掘り下げる配信と3回も配信で触れる機会があったらそりゃ行きたくなりま

推しとともに見る「国宝 雪松図と能面×能の意匠」

今日はどこへ行こうかなと思った休日な1日。いろいろ候補を見繕った結果、東京の方に行くことにしました。 ということでやってきたのは三井記念美術館。東京駅の東にあるところで最寄り駅前は三越前になります。 ここに来た理由はこれ「国宝 雪松図と能面×能の意匠」。今年のジオはゆるく行こうというのと、美術館に今年は去年以上に行こうとかいろいろかみあったのできました。 ・・・というのは半分嘘で、実は昨日推しである儒烏風亭らでんさんが美術にまつわる雑談配信をした「怪盗らでん」という企画

久しぶりのアート「ソール・ライターの原点」展

今日はおすすめされたし日程もないということで渋谷に。行ってきたのは久しぶりのソール・ライター展ですね。普段はBunkamuraミュージアムでやる予定のようですが、現在そちらは長期休館中。今回は代わりの場所となる渋谷ヒカリエの9Fに行ってきました。 ちなみにアート系に触れるのは世田谷美術館の「藤原新也」展以来なので7ヶ月ぶり・・・らしいです。ジオキャッシングにモチベーションを奪われているというか、なかなか兼業でできないですね。 さてソール・ライター展ですが、前回3年前に行わ

月に一番近いところから 書家 金澤翔子展「つきのひかり」を見る

正月休み最終日、家でゆっくりしようかなと思ったら両親に誘われたのでこちらに行ってきました。 金澤翔子個展「つきのひかり」です。場所は月に一番近い美術館こと六本木ヒルズの52Fの森アーツセンターギャラリー、いわゆる展望台の横についている美術館です。 内容としては書家金澤翔子の企画展という内容でこの方を知らないどころか事前情報を一切入れずに見ましたが、力強いというよりはなんというか形によるイメージ、文字のイメージを書という形に落とし込んでいるという印象を受けました。 特に今

現地より皮肉を込めて「バンクシーって誰?展」

今日は誘われて寺田倉庫へ。名前だけは聞いたことがあって場所はどこだかわからなかったのですが、東京の品川の少し南エリアにあるところで最寄り駅は天王洲アイルという東京モノレールとりんかい線が止まる駅。簡単に言えば海沿いです。 そんなところに何故行ってきたかというとこちら。「バンクシーは誰?展」です。バンクシーは匿名のアーティストで、主にストリートでのスプレーアートが最も有名かなと思います。 最近ではオークションに出した絵画が落札直後にシュレッダーで裁断されるという事件が大きな

あのロゴもこの広告も 佐藤可士和展

今日は先日に引き続き美術館へ。年始にどれだけアートに飢えていたのかと思うぐらいな頻度になっていますね。ここからGWあたりまでは今の所行く予定はないですが、面白そうなものがあれば考えようと思っています。 ということで、乃木坂にある国立新美術館にやってきました。今回行ったのは「佐藤可士和展」。人気の高さや人数制限により、とにかく予約が取れませんでした。 佐藤可士和は現代を代表するアートディレクターで、広告やブランディング、そしてロゴデザインなども担当されています。 具体的に

色鮮やかな自然写真 白川義員「天地創造」

今日は恵比寿へ行ってきました。恵比寿といえば渋谷、新宿などと比べると少しだけ地味なもののエビスビールの発症の地として有名です。ちなみに電車の発車ベルもエビスビールのCMの音楽。何をしに行ったかというと、 恵比寿駅から南に少し行った恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館に行ってきました。ということで今年始めての「アートを見に行こう」です。緊急事態宣言もあってなかなか行けずじまいでしたが、ようやく自分の1年がはじまるような気がします。 さて東京都写真美術館ではいろいろ

時を経て感じる共通点 「琳派と印象派」

体調が回復するのに1日と半分かかりました。ようやく昨日のことが書けます・・。 ということで、昨日は家族でど真ん中にある東京、本当に中心である東京駅に行ってきました。目的は駅近くにある、アーティゾン美術館です。元々はブリヂストン美術館という名前でしたが2019年に改称し、今の場所に移りました。 そして今回行った企画がこちら。「琳派と印象派」です。琳派とは桃山時代から近代に至るまでにあった表現の流派の名前です。ただ狩野派といった特定の集団というよりは、後世の人が共通点をカテゴ

耳で視て、緑を楽しむ 「GINZA SIX」

今日の休日は銀座へ行ってきました。銀座というとブランドが多く集まるところで、敷居の高さを基本的に感じる場所なイメージがあります。正直自分にはあまり似合わない・・。 そんな自分がなぜ行ったかというと、美術手帖のTwitterにてこのようなインスタレーションがあるというのを知って面白そうだなと思ったからです。 またこれ以外にもGINZA SIXでは現在期間限定でコンテナをもとにしたアート作品の展示をやっており、それ以外にも常設で何点か展示してあるということで行ってきました。