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【深川市】気になってる街のはなし


最近、どうしても気になって仕方のない場所がある。北海道の深川市だ。豊かな自然と温かい人々に心を惹かれて、ついこの話題ばかり考えてしまう。もっと多くの人にこの魅力を届けたいと思うようになった。

このnoteを読んでくれているのが友だちか、それとも全く知らない誰かかもしれない。でも、どちらにしても、「こんな素敵な場所があるよ!」「こんなワクワクする人がいるよ!」って知らせが届いたら嬉しいだろうなと思う。だから、これからは思いのままに、深川市について書き綴っていこうと思う。

北海道に住んでる経緯

まずは、どうして北海道が好きになったのか、その経緯を書いてみようと思う。僕は生まれてから長い間、横浜市で過ごした。それはもう、大都会だし、どこへ行くにも便利だ。話をすると、よく「シティボーイだね」って言われる。横浜は多くの人にとって憧れの街だし、僕自身もずっと横浜に住んでいたいと思っていた時期があった。でも、人生には思いもよらない転機が訪れるものだ。

大学院進学のタイミングで、北海道に引っ越すことになった。当時は、北海道に特別な興味があったわけではなく、ただ研究する場所がそこにあったからだ。でも、横浜での生活にどこかモヤモヤを感じていた僕にとって、環境を変えることは新しい自分を見つけるきっかけになるかもしれない、そう思って北海道行きを決断した。今考えると、それは大正解だった。北海道に来てから視野が広がり、やりたいことや好きなことが明確になり、人との関わり方も少しずつ理解できるようになった。そして、今の充実した暮らしを手に入れることができた。

北海道に来てから、美味しい食べ物、美しい景色、素敵な人々に囲まれて生活することができ、本当に感謝している。正直、今のまま札幌で暮らしても十分に幸せだと感じる。札幌は都会で不便なことがほとんどないし、北海道内や空港へのアクセスも便利だ。

ただ、北海道で暮らしてみて気づいたのは、道外の人に知られていない魅力的な場所があまりにも多いということだ。例えば、とある街で美しい景色を見つけて、関東に住む友だちにシェアしたら、「ここどこ?」と驚かれたことがあった。これは一度きりではない。僕も横浜にいた頃は知らなかったから、道外の人が知らないのも当然かもしれない。それでも、「北海道ってこんな素敵な場所があるんだ」と、もっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになった。

多くの人は札幌や小樽に訪れるし、頑張っても旭川や富良野までが限界だ。「北海道ってご飯が美味しくて、景色が最高だね!」その通りだけれど、もっと見て欲しい場所があるんだ。だからこそ、自分が「この街は素晴らしい!」と感じ、もっと広めたい、知ってもらいたいと思った場所に住みたい。道外から来た人が、札幌や小樽だけではなく、他にも訪れるべき場所があると感じてくれるように、その魅力を伝えたい。そんな街に住みたいと心から思う。

青い池。認知度高い
宗谷丘陵
こんなに素敵なのに、行くまで知らなかった

1番好きな街の選び方

1. 住んでいる街の魅力

まず、住む場所には、その街自体に魅力がなければならない。もちろん、どの街にも何かしらの魅力はあるが、それが自分の好みや価値観に合っているかどうかが大切だ。

2. 周辺地域の魅力

次に、周辺地域に魅力があることも重要なポイントだ。隣町に訪れてみたい場所が多ければ、自分が住んでいる街を拠点にして、周辺も含めて楽しむことができる。特に、道外から訪れる人にとっては、限られた時間を最大限に活用できる場所を選ぶことが大切だ。

3. 人の魅力

どんなに素晴らしい街でも、一人で盛り上げることは難しい。さらに、外部から来た人が好き勝手に動くのは、地元の人々からは好意的に見られないこともある。自分の考えに共感し、同じ志を持つ人々と共に生活することができれば、それはきっと素晴らしい体験になるだろう。

4. 街の人口

ここで、あえて「人口」の話題を取り上げてみた。人口が多いと、たとえ同じ考えを持っていても、意見が分散してしまうことがある。それはとても勿体ないことだ。街を盛り上げようとする意志を持った人々が一丸となって努力できる場所、その理想的な人口規模は、1万人前後だと感じている。10万人を超えてくると、その一体感を維持するのは難しくなるかもしれない。

なんで深川市なのか

1.住んでいる街の魅力

深川の魅力は、何と言っても「食」と「景色」だ。食材の豊富さには驚かされる。お米やそば、そして種類豊富な野菜。さらに、果物も豊富で、特に僕が好きな林檎が育つことに衝撃を受けた。そして、これらの作物が育つ広大な畑が広がる景色。高台から見渡すその景色は、まさに絶景だった。

お米とそばが採れる
りんごも採れる。シードルが美味しい
山の上から見る深川の街並み

2. 周辺地域の魅力

・深川周辺もまた、魅力にあふれている。以下は、30分から1時間圏内の主要なスポットだ。

・旭川: 北海道第2の都市で、都市機能が整っている。
・美瑛: 青い池をはじめ、北海道の自然を象徴する美しい風景が広がる。
・留萌、増毛: 新鮮な海の幸を堪能できる海辺の街。

これはほんの一部だが、深川を含む空知地方全体が興味深いエリアだ。どの街もご飯と景色が魅力的でありながら、それぞれの特色が光る。例えば、美唄市の美術館、滝川市の菜の花畑、北竜町のひまわり畑など、見るべき場所が数多く存在する。

さらに範囲を広げれば、

・札幌: 電車で約1時間ちょっと
・新千歳空港: 車で2時間弱。

決して近いわけではないが、十分アクセス可能な距離だ。これなら深川を拠点にして滞在するのも現実的だろう。

3. 人の魅力

ここはまだ完全に把握できていない部分だ。もっと深川の人たちに会ってみたいと思っている。ぜひ、誰か紹介してください!(長文メッセージをお待ちしています。)

4. 街の人口

深川市の人口は約2万人弱。訪れた時に感じたのは、駅周辺はもちろんのこと、少し離れても家々が点在していることだ。多すぎず、少なすぎず、ちょうど良いバランスだなと感じた

最後に:街盛り上げる同世代の話

最後に、このタイミングで書こうと思った理由をお話ししたい。それは、先日の出来事がきっかけだ。深川の近隣にある美唄市で、1泊2日の集まりに参加してきた。札幌から、道南から、愛知から、そして高知から——各地から人々が集まった。その中には、美唄だけを訪れてすぐに帰るという人もいて、本当に驚いた。街やそこに住む人々に魅力がなければ、こんなことは決して起こらない。

インスタ置いとこう

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しかも、その集まりを主導しているのは、長年の経験を持つベテランではなく、僕と同世代の若者たちだった。彼らは、自分がやりたいと思っていたことを、まさに体現している。そして、そこに集まる人々も、近い将来の目標に向かって、次のステップに進もうとしている。そんな行動力のある人々がたくさんいて、また尊敬すべき人が増えたことに、とても嬉しく感じている。

地元で採れた野菜
美術館もある。アルテピアッツァ

やはり、現地に足を運んで、直接感じることがあると、いろいろな思いが溢れてくる。今回の文章ですべてを書くことはできなかったかもしれないが、一番伝えたかったことは書けたと思う。これからも、心に秘めている思いを少しずつ言葉にしていきたいと思う。

君に出会えたことは一生の宝物よ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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