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初めての香港旅行⇒九龍エリアと香港島のお話し

司法試験に合格できずにいた僕が、勉強に煮詰まり、初めての海外旅行へ行った時のお話をしています。

今回は第10話です。香港の九龍エリアと香港島を歩き回った様子を書いています。

香港で初めての朝を迎える


部屋の小窓から、朝日が少し注いでいた。

前回お話しした通り、チョンキンマンションの安宿に泊まっている僕は、昨晩、エレベーターで危険な目に遭ったのだが、

その恐怖の余韻がまだ残っていた。

翌朝起きて、朝ごはんを食べに行くことにしたが、階段を使って降りることにする。

1階にたどり着き、昨夜と同じ裏口から外に出たけれど、そこにはインド人の女性たちは居なかった。

九龍エリアで食べた朝ごはん


香港の朝は賑やかだった。
折角香港に来たのだからと思い、表通りや裏通りをウロウロと歩き回る。

香港には朝から屋台でご飯を食べれるようだった。
慎重にお店を物色するも、どこで食べたら良いのか分からない。

市場のようなエリアもあった。ウロウロする。

さすがにお腹が空いてきたので、お店に入ることにする。

ある店内を覗くと、細長いパンのようなものとお粥を食べている人が目に付く。
大きなパンだったのでお腹も膨れそうだと思い、その店に入り僕も同じものを注文する。

細長いものはやはりパンであり、揚げパンだった。
お粥と一緒に食べる。これが一般的な香港のお粥の食べ方なのだろうか。

香港の屋台で食べた昼食


ご飯を食べ終わり、さらに街中を歩き回る。
人がたくさん歩いている街。騒々しい景色と音響が響く街、それが香港。

昼は、屋台のような場所で麺類を注文して食べてみる。味は悪くはない。

1杯食べて店を出るが、量が少なかったのでもう一杯別の屋台で麺類を注文する。
でも、今度はなんだか味がピリリと変な味がする。勿体ないと思ったが残して店を立ち去る。

香港島と九龍を結ぶフェリー


ブラブラと歩き、地図を見ながらフェリー乗り場へと向かう。香港のフェリーには、愛読書「深夜特急」にも書かれていたこともあり、絶対に乗ってみたかったのだ。

香港には九龍半島と香港島を結ぶ船が、たくさん行き交っている。大中小、様々大きさの船があり、また船によりスピードも異なるようだ。

僕は深夜特急の主人公のように、フェリーに乗る前にドリンクを飲み、
大きな船(スターフェリー)に乗りこむ。予想以上に楽しく、旅行をしている気分になる。

夜遅くまで運行しており、僕は2往復する旅を楽しんだ。

翌日、香港島へ向かう


次の日は、香港島のエリアを攻略することとした。

今日は小型のフェリーに乗り込むことにする。小舟はスターフェリーよりも早いのだけど、波揺れが激しくて、海に落ちそうになる。
運転が荒いとても危ない乗り物だった。

香港島にたどり着く。
島と言いながら、行ってみると都会の風景が広がっている。人口密度は高い。

香港島にはトラムがたくさん走っており、試しに乗ってみる。
トラムは2階建てであり、車中の空間は狭い。暑いし、人口密度は高いし、汗の匂いする。

トラムを降りる。

街には幾つか人が並んでいる店がある。その店では、なんだか日本では見慣れない飲み物を売っていることに気がつく。

その飲み物は、(今でこそ日本でブームだが)タピオカミルクティーだった。

僕も試しに買って飲んでみた。

見た目はなんだか気味が悪い飲み物だなあと感じたが、飲んでみると結構うまかった。

この記事を書いた人
湯川 七八貴
https://7korobi-8oki.com/rising/

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