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またハーフサイズカメラを

ヤフオクでたまたま見かけたのは、なんと即決500円未満という、地雷の匂いしかしないOlympus PEN EE。
ホットシューがついてないタイプで、ほぼ屋外での使用に限定されるような子ですが、気がついたら即決価格で落札してました。

で、届いた状態は
・なんと赤ベロが反応する(反応したりしなかったり)
・明るさに応じて絞りの値が変わる
ということから、露出計が生きてるであろうことがわかります。

ただ、難点はシャッターの粘り。
動きからして、おそらくは油の劣化だろうなーと思えるものでしたので、シャッター羽根の辺りから軽くエタノールを数滴垂らして、何度かシャッターを動作させてみます。
20回程度シャッターを切ってみたら、羽の動きもスムーズになりました。

そして問題は赤ベロ。
軍艦部をバラして動作を観察したところ、露出計自体は生きてたんですが、露出計の針の位置に応じて赤ベロ=シャッターストッパーをの動きがかなり重くなっているようでした。

親指がかかってるパーツの動きが重い

こちらも注油ではなく、おそらくは油の劣化だろうと判断してエタノールで軽く洗浄。
何度かパーツを動かしていたら、油が落ちたのか無事にスムーズな動作を取り戻し、赤ベロもちゃんと出るように。

ついでに全体をレンズクリーナーや除菌ティッシュ等で拭いてキレイにしてあげます。

家に到着して、バラして修理し終えてから
「そういや『今年はカメラ買いません』宣言とかしてないよな」
と振り返り、無事にそんな事一言も言ってなかったと胸をなでおろしたところです。

ハーフサイズカメラは、これでYashica Half17、Olympus PEN F、京セラSAMURAI4に続き4種類目。
日本のハーフサイズカメラといえばPENでしょ、というくらい代表的な機種を、格安で手に入れることが出来ました。

今年は幸先いいです。

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