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久しぶりのOlympus OM10

先日、久しぶりに祖父伝来のOlympus OM10を持ち出してみました。

このカメラは43年くらい前に発売されたカメラで、絞り優先AEのカメラです。
オプションでアダプタをつければ、シャッタースピードをマニュアルで設定できるようになるというものです。

同じく絞り優先AEのカメラであるPentax ESやNikon FE2と比較すると、結構軽くてコンパクトな品になっています。
今回は、TAMRONのズームレンズを着けて、フィルムはILFORD FP4+を入れて見ました。

Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus
Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus
Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus
Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus

使ったレンズが28-200mmと、広角から望遠までカバーする子でしたので、いろいろな撮り方が出来て楽しめます。

ただ、このOM10、出番が少ない最大の理由がフォーカシング。
ファインダー内で、像が上下に分かれていて
「左右のズレがなくなったらピントが合った状態」
というスプリット式になってます。

このスプリット式が個人的に苦手で、どうしても敬遠しがちになってしまっています。

ただ、この仕組も単に僕自身が苦手なだけで、被写体によってはかなり正確なフォーカシングが出来るので、素晴らしい機構であると思います。

Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus
Olympus OM10 + Tamron Aspherical LD 28-200mm F3.8-5.6 + ILFORD FP4 Plus

一輪だけを抜き取って花の写真を撮る、という場合などは割りと使いやすいですが、群生して咲くような花を撮るときには、ちょっとばかり難しいと感じてしまいます。

OM10も、FE2みたいにフォーカシンググラスを入れ替えられれば、もっと出番が増えると思うんですが…

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