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3Dプリンターでスピーカーを

先日、ポータブルレコードプレイヤーのOTOBAKOという物を手に入れました。
レコードは以前から何枚か持っており、DENONのプレイヤーも持っていたんですが
・普段はしまい込んでいる
・再生するにはアンプに接続するなど面倒が多い
という事情で、ほとんど出番がありませんでした。

ということで、中古で出ていたものを購入しています。

トランク型のレコードプレイヤー

バッテリー内臓で、電源なしでも再生出来るものです。
スピーカーも小型、アンプも低出力であり、音質はお世辞にも良いとは言えません。
ただ、本体背面にRCA端子があり、外部のアンプやスピーカーを利用することも可能でした。

で。

今回、
「アンプは一応20Wの小型のがあるし、スピーカーがあれば色々遊べるんじゃないか?」
と思いつきまして、3Dプリンタを使って作ってみることにしました。

バスレフ型という、低音がスピーカー内を空気が通るルートを作る形式のものにしてみました。

スピーカーの断面

スピーカーの設計自体は何もしたことはありませんでしたので、適当に道をぐねぐね曲げて前面に開口部を設けてみました。
このパーツを2つ組み合わせて、ガワの中に突っ込んで、スピーカーユニットを組み立てます。

出来上がりの図

スピーカーユニットは52mmくらいの小さいもので、アリエクで激安のを購入してます。

一応、音はちゃんと出て低音もある程度出せるようになりました。

が、やはり素人設計+素人作成のスピーカーだけあって、お世辞にも良い音とは言えません。
おそらく、同じ設計でも木材で作ったらまた変わった音になったかもしれません。

それに、外側、右側、左側と3つに分けて出力したんですが、1パーツごとに25時間程度かかります。
さらにフィラメントもかなりの量を消費します。

3Dプリンターでのプリンタ作成は、とりあえずこれだけで良いかなー、と率直に思いましたw

今度MDF材なり何なりで、同じ設計のスピーカー作ってみようかなー

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