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エンジニアが今更Notionを触って思った、ここが便利&ここが不便

こんにちは。筆者です。

多分もうこんな記事は出尽くしてるんでしょうが、Notion触るとなんかこういう記事書きたくなる衝動に駆られるものな気がします。

私自身は、普通に手組のDBをSQLでいじるアプリ作ったり、ORMで弄るアプリ作ったり、Salesforceのようなサービスで使ったりと、比較的色々な形式でDB触ってる方だと思うので、

そんな私がNotionをDBという観点で見たときに思う、ここが便利&ここが不便を書いてみたいと思います。

Notionのここが便利!

多対多リレーションがデフォ

これは非常にモダンだなぁと思いました。

普通データベースは親子関係の1対多リレーションになるので、多対多を作るには、「多対1対多」になるように中間テーブルを切る必要があるものですが、

Notionでは多対多リレーションがデフォで1つに絞るオプションで1対多にも出来る仕組みでした。

TypeORM等、ORMライブラリにマイグレーションしてもらったときの、ManyToManyで勝手に中間テーブル切ってくれる感じの爽快感に似たものを感じます。

共有が楽

Salesforceなんかだと、アカウントや環境の縛りを受けてしまうことも多々ありますが、無料でかなり共有できるのはめっちゃいいなと思いました。

ページ内にそこそこちゃんとコンテンツ置けるので、自サイトのお知らせ保存DBとかにも良さそうだなとか思いました。

レコード操作が直観的

非常に直観的ですね。

類似だと思ってるのでまたSalesforceの話ですが、Salesforceの場合、表の状態でレコードいじるのはまだベータ?のインライン編集機能でになりますが、色々制限があって正直不便です。

その点、クエリして直弄るみたいな操作感はDBeaverのようなDBクライアントみたいでアガりました。

Notionのここが不便!

色々と制限が出来ない

自由度が非常に高い反面、制限機能が弱いのが不便に感じました。

例えばリレーション先を選ぶ時、リレーション先テーブルのタグを見て選択可能なものを制限するとか、文字数制限とか、独自バリデーションとか、

あってもいいのかなという気がしました。

子レコードの作成が遠回り感

Salesforceで言う関連リストがいかに便利かを痛感しました。あれ便利ですね。

リレーションがカラムになってるおかげで、親から子レコード作る操作感が微妙に感じました。

ただこれはボードビューでグループ指定するとかで割と解決で気はするんですが、表で選んでレコードページから追加という操作順に慣れすぎたが故に感じる不便さかもしれません。

割と思ったビューは作れない

これは汎用化とトレードオフなんでしょうが、少し複雑化すると遠くのリレーションをうまい事テーブルに持ってくるのが難しくなります。

SQL思想だとクエリ一発で取れるものも、数式まみれの小難しいテーブルになってしまいがちで少し不便な気がしました。

Salesforceも同じ宿命ですが、レポートタイプがあるおかげでやや緩和されてる印象でした。

インポート機能が使い勝手

不足カラムがあったら勝手にカラム追加してくれるのはどちゃくそいいと思いました。すごい!

でも何を基準に既存を使用するのか新規作成するのかが今一つ判然とせず、Excelで弄って取り込むには少しわかりずらくてめんどくさいなという印象でした。

まとめ

理系の性で気になるところにばっかり目が行っちゃいますが、無料で登録もかなり気軽にできてこの質とくればそりゃ流行るわという印象でした。

これは非常に良いですね。

間違いなく、ちょっとしたDB管理事項にはもってこいなツールだと思います。

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