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【自戒の意を込めて】エヴァから大切なことに気付かされた話。

「涙で救えるのは、自分だけだ。僕が泣いても、ほかのだれも救えない。だから、もう泣かないよ」

シン・エヴァンゲリオン劇場版

自分だけがこんなに大変
自分だけがこんなに悲しい
自分だけがこんなに苦しい

この、「自分だけが」なんて思った時はすごく危険信号。
視野が狭くなったり、人と関わっていない証拠。

感情を殺せって話じゃない
感情を出すなって話じゃない
感情に向き合わないって話じゃない

大切なのは、その感情から次どんな行動をするのか。

公園でお散歩しているおじいちゃんやおばあちゃんも
スーパーで買い物をしているご夫婦も
スタバで新作フラペを飲む楽しそうなカップルも
何かしら、自分にとって都合の悪いイベントが起きて生きてきたはず。
そのイベントに向き合ったか、すり抜けたか、それは知らないけど普通に生活している。生きて、いってる。

うわ、まじでこれはやばいな、と思った時にこそ、エヴァのシンジくんを思い出そう。
久しぶりに会った父親からエヴァに乗れ、でなければ去れ、と言われ、よく分からないまま超巨大生物と対峙し、生死を彷徨うような毎日。本当にめちゃくちゃ。ありえない。投げ出したいけど、投げ出した先は死だ。やっぱり、死にたくはない。ただ毎日どんな人でも「死」には向かっているのも事実。

そう思うと「生きてるだけで丸儲け!」
今日わたしが生きているこの1日は、誰かが生きたかった1日。

感情を殺せって話じゃない
感情を出すなって話じゃない
感情に向き合わないって話じゃない

劇中でのシンジくんのセリフのように、感情に溺れる1日より、何か前進する1日を。

P.S. ふと思ったけど、カヲルくんはシンジくんの思う「愛情の塊」の象徴たるものだったのかもしれない。シンジくんがオトナになっていく、物語。ふとした時にこのセリフを思い出すあたりも、奥が深いぞ、エヴァ…。

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