MLBレギュラーシーズンのスケジュールを考察
私は子供の頃から地図を眺めるのが好きだ。
近年、MLBは7月には来シーズンのスケジュールを発表するのでそれを眺めては推しチームであるデトロイト・タイガースとピッツバーグ・パイレーツのスケジュールに沿って飛行機の移動を想定して楽しんでいる。私自身、アメリカでの観戦時は旅費を節約するために日本からの直行便は使わずにアメリカの国内線を利用して目的地に向かっている。窓側の座席が獲れた時にはトイレを5時間くらい我慢して窓にへばりついて景色を眺めることもある。そのお陰で今年5月にサンフランシスコからワシントンD.C.へと移動した時には我慢し過ぎて膀胱が破裂しそうになった。
MLBでは2023年シーズンからインターリーグで全15チームと対戦するようになった。2022年まではMLBが指定した約半数のチームとの対戦だったので相手チームの強弱や移動距離など公平性を欠いていたのである程度は解消された感はある。以前は3年とか5年に一度のヤンキースvs.ドジャースが毎年開催されるのは嬉しい反面、価値が半減。
さて、そのインターリーグであるがどちらかの本拠地で3戦開催が基本であるがニューヨーク・ヤンキースvs.ニューヨーク・メッツやロサンゼルス・エンジェルスvs.ロサンゼルス・ドジャースなど近隣チーム同士は2022年以前も毎年開催でお互いのホームで2戦ずつ全4戦開催となっている。
アメリカのタイムゾーンは時間の早い順に東から西へ4分割されています。例えばヤンキースがインターリーグでドジャースとロサンゼルスで対戦となると他にオークランドやシアトルなど西海岸が本拠地のチームと2週間くらい滞在して2、3カードこなして次の試合地に移動する。また、数ヶ月後に残った西海岸のチームとの対戦のために戻って来る。これを中西部のチームとも行う。ということを全チームが半年間行っている。いくら航空機が発達してチャーター機とはいえ私なら南西部のサンディエゴから北東部のボストンへは移動したくないなぁ、、、メジャーリーガーとくに長距離移動に慣れていない日本人選手は大変な国で野球をしていると感じているはずです。
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