ステイホームに良さげな音楽紹介②

①を書いてしまった手前、せめて②は無いと番号振った意味が無くなってしまうのでしぶしぶ書き始めました。身代亜土夢です。

緊急事態宣言が終わりはしたものの未だに我々小市民はどうなの?どうするの?何がどうなるの?と明日をも知れぬ状態。まん延防止だとかなんとか言葉だけがとっかえひっかえに変わってそれに振り回される毎日、家にいる間だけでもそんな現実を忘れようじゃないかってことで、そういう体裁の音楽紹介記事です。

DROIDROY『東京午前零時』

夜、雨、東京――そんなキーワードから構成される叙情的なアンビエント作品を発表し続けているDROIDROYの『東京午前零時』は、メランコリーな深夜に聴くにはうってつけの一編です。なんもやる気が起きない、かといって眠る気にもなれないそんな日にはこういうの聴いてぐったり溶けてしまいましょう。

Ishq『And Awake』

以前の記事でも紹介したIshqの『Orchid』、その続編的な作品がこの『And Awake』です。ジャケット通りの静かな海を彷彿とさせる優しさ満点のアンビエント。現実逃避出来る音楽といえばやっぱりIshqでしょう。あー海行きてえ

Makyo『Yakshini』

Ishqがオーガニックで無菌的なアンビエントとするなら、エキゾチックで土着的で言うなれば煙臭いアンビエントがこのMakyoです。多国籍的なフレーバー満載のこの音楽はたちどころに室内をまだ見ぬ遠方の国へ飛ばしてくれます。ちなみにYakshiniとはヒンドゥー語で、夢の中に現れる女性の精霊のことだそうです。

Tetsu Inoue『World Receiver』

知る人ぞ知るアンビエントの大家Tetsu Inoue。彼の作品はかなり実験的なものも多く、全編に渡ってノイズが断続的に続くような難解なもの等もある中で、この『World Receiver』はかなり外向け(あくまで比較的にですが)に開いた正統的環境音楽です。彼とその周辺の界隈だけでも語ることが多すぎるので、これもいつか改めて記事にしたいところですね。


こんかい少なめですがこのくらいで。

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