6月 熱中症警戒! 放熱しやすい身体になる
腎臓からの放熱+今季はとくに胸からの発散も
6月は夏に向けて汗をかきやすく放熱しやすい身体に変わっていく時季です。腰椎3番ー腎臓ーへそ周りー脇腹が連動します。つまりウェスト周りの”帯脈”の活動が活発化するわけです。順調なら腰からお腹への気の流れがよくお腹が温まり、上体は涼しくなります。脇腹や膝の周りも涼しくなります。
今年は5月中旬、早くも真夏のような気温となり、5月20日前後には、寒暖差だけでなく湿度も大きく変動し、早くも熱中症になりやすい環境となりました。
すでに4月から胸から腕に向かう気の流れが激しく、胸や肩の周りで閊えやすくなっています。気温30℃以下でも蒸し暑ければ、腎臓ばかりでなく胸にも熱がこもります。はっきりした症状がなくても”半熱中症”状態になり、身体が重く感じたり、寝苦しくなったりしやすいです。
OS-1などの経口補水液(糖分が入ってないもの)を飲んでみて「甘い」「おいしい」と感じるようなら脱水状態になっていて、身体が要求していると思っていいです。必要・充分に飲めば、「塩っぽい」「まずい」感じになります。常備しておいて、飲んでみて”脱水チェック”をしてお勧めしたいですね。
肘内に気を通す
肘を曲げたときに尖るあたりの内側(とくに左肘)が敏感な反応をします。右手首の外側寄り(胸から腕への流れがつかえやすい)の上に軽く載せるようにすると、互いに共鳴して温かくなります。胸の中も、熱がこもっているとまずは熱苦しく感じますが、みぞおち→下腹へと温かさが下りてくる感じがすれば、肩や腕の周りは涼しくなってきます。
腰椎3番の疲れとり体操
寝る前にやっておくと腰椎3番に弾力が出て、発散・放熱しやすくなります。
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