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10月 ようやく猛暑を越え→ 急に湿度下がると・・

お腹冷え→ 食べ過ぎ傾向

肘と膝が冷えやすくなっています。冷えると肘の内側が冷たくなり、膝下のふくらはぎ内側(筋肉)が硬くなります。

冷えると腎臓には熱がこもります。同時にお腹は冷えて胃腸の動きが鈍くなりへその周りがぽっこりします。腰椎3番が硬くなり、脇腹の力は抜けて押すと張りがなくぷよぷよになります。

ぽっこりお腹
ゆるゆるの脇腹

体感的に涼しさを感じるようになるとお腹が冷え、胃腸の動きが鈍くなります。その胃腸を動かそうとするためともいえますが、なんとなくだらだら食べがちになります。食べすぎると余計にお腹は張り、脇腹の力は抜けさらに冷えやすくなる負のサイクルに陥ります。

まったく生理的反射なので意志では食べることを止められません。食べすぎていることに気がついたら、肘と膝下にふわっと触れて温かくなってくれば、続いてお腹の中も温かくなってきます。その上で脚湯をするとよりよく温まります。

ふくらはぎ内側の筋肉
膝下=冷えで硬くなる
(=お腹の冷え)
下端=胸の熱(夏の名残)

膝下(→お腹)の冷えを解消できれば、胃腸が動き始めて適度な満腹感も感じやすくなり、食べ過ぎも落ち着きます。脇腹もシュッと引き締まります。

頭は”冷えのぼせ”

お腹が冷えると、同時に頭(とくに前頭)は熱くなりやすくなります。眼も疲れやすくなりますが、甘いものも食べたくなります。甘いものはちょっとだけ食べて、適度なら胃腸が動いてお腹が温かくなり頭は涼しくなりますが、食べすぎて余計に頭が熱くなることが多いです。

まずは眠っているあいだに肘が冷えやすいので、肘が冷えないように保護しておきます。さらに肘を積極的に温められれば、みぞおちと首がゆるんで頭が涼しくなりやすくなってきます。

左肘を温める
首・肩甲骨周り
みぞおちもゆるむ

そして胸の中には、夏の名残=暑さ疲れが残って・・

秋の冷えへの反応

毎年秋、涼しくなる10月頃には春に次いでアレルギー傾向が強くなりやすいです。急に気温や湿度が下がると、左半身が縮んで胸椎1番と5番が捻じれ、免疫反応が敏感になりやすくなります。

胸の中に熱がこもっていると免疫反応はより不安定になります。今年はあまりの猛暑で胸の中にひどく熱がこもり、夏のあいだから喘息や皮膚炎などのアレルギー症状が出やすかったです。10月になってもまだ胸の中に夏の“名残熱”が・・まだかなり詰まっています。免疫系的に厳しい状況なのです。

肘をうまく温めて、肩甲骨の周りの緊張をゆるめ、捻じれても胸の弾力を失わないにくくなれば、免疫系が安定しやすくなります。

涼しくなってほっとしたいところですが、胸の中にまだ相当な“夏の名残”があるだけに、むしろ疲れがどっと表面化する可能性が高いです。当分のあいだ、気温以上にとくに湿度の上がり下がりに身体のバランスが揺さぶられることになりそうです。


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