愛してるナゴジュク
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 2nd D.R.B Bad Ass Temple VS 麻天狼』
………
ついに来てしまった…推しディビと推しディビの対決が………
↑1stバトル(ブクロvsオオサカ)の感想
バクバクで迎えた2ndバトル、ナゴヤvsシンジュク。家族の繋がりだったり因縁があったりで、なんとなくナゴヤはブクロと相性がいいのかな〜と思っていたけど、ナゴヤvsシンジュクはまさに宗教戦争だった。たしかに神と仏やん。こんな相性いいことある?
6人が登場して、まずお衣装の素敵さとクオリティにギャーギャー叫んだ。ていうか空却がいたな…??葉山くんが見るたびに空却に近づいていて、ヒプステかと一瞬目を疑うから困る。(困らない)
ざわつかれてたMCいない問題は木島さんが頑張ってくれていましたね。お疲れ様です。あえて全員キャラ崩さずに進行進めてたのよかった。。
先攻はナゴヤで、安心安定のバチバチ尾張だがやでもうほんとカッコイイ〜〜、、ただでさえナゴヤのファンキーサウンズ大好きなのに、今日は2曲も新曲が聴けるなんて死ぬどと思いながら見てた。この後無事死にます。
ぎゃらばんはさすがのCD音源だし、月光陰も今回ノーミスでよかった!弁護士おじさんはダンスするフリして麻天狼のロゴぐりぐり踏んづけてて笑っちゃった でもあの…竹内さん顔面まじでどタイプなのでウインクしないで下さい……リアコになるだがや……
後攻のシンジュクはさすが前回王者、圧倒的余裕を感じたし実際安定していた。速水さんが玉座に座りThe Championのジャケットさながらで登場した瞬間は笑ってしまった。と思ったらパピヨンでスキップしてたし。(SSR神宮寺寂雷)
何気にすごいなと思ったのがとっと!この人ほんとに噛まないし安定しててすごい、BLACK or WHITEめちゃくちゃ難しいのに、、でも最後の方の挨拶で「最高のダンス」を「最高のダフン」と噛んでしまったり、まだ言おうとしてることあったのに一息ついてたら流されてしまったりとどこまでも独歩だなあと思った。
からのナゴヤ新曲!R.I.P!!!コミカライズの付録でついてくるし、どつ本でいうパラダイ酒の立ち位置曲。にしてもこのタイミングで発表する?????全国の名古屋嬢が死んだよ
曲名からしてもう絶対仏教っぽい、お経唱えそうなかっこいい曲だよ〜〜ほらイントロもそんな感じだし〜〜と思っていたら1人だけお化け屋敷で怯えてるみたいな子いた。(ニルヴァ-ナ〜⤴︎) これはあれだ、ヒプアニの「SHIBUYA GHOST NIGHT」の仏教ver.だ。でもよく聴くとかっこいい、特に獄さんのパート!!!ジャズっぽい曲調がちょうかっこいい、、アンセムでも後ろにサックス流れてるしな〜と思ったら、竹内さんが着てたジャケットにサックスプリントされてるのに気づいてしまった。そして「必要なの俺だろ?」のところで「ハイ!!!!!(クソデカボイス)」って叫んでしまった
同じ低音でもシンジュクとは違う魅力というか、バランスがいいんよな〜ナゴヤは(シンジュクもシンジュクで大変アダルティで宜しい)。女の子みたいな高音いるし。(ニルヴァ-ナ〜⤴︎) その高音坊やの「心配はないー、臆病もみんないらないー、」のところ、ヒプアニ独歩の「寂雷先生はかすがいー、カスみたいな俺らがいいー、」の歌い方に似ていて、初期に囁かれていた十四独歩兄弟説思い出してドキッとしてしまった。もう公式で違うってハッキリわかってるけど、こういう考察も楽しい〜。
前回書いてなかった中王区についても書いておこう。とりあえず今回も歌って下さって感無量!!毎回観れるとかこれだけでもう元取れる。次回は息子がいたり兄がいたりで精神バキバキだね。前回との違いは、無花果お姉様がカメラに笑顔を向けていたりととても楽しそうに歌われていたこと…!あとおっぱいも気合入ってて、サビの振りでどいんばいん揺れていて地震起きたのかと思ったな(ありがとうございます)。
もちろん前回も申し分ないほど素晴らしいパフォーマンスだったけれど、よりパワーアップしていてさすが中王区としかいえなかったな…えちえち無花果お姉様のしゃくりめっちゃかっこいいし、乙統女様の抉るような低音も痺れたし、ねむちゃんの高速ラップはもうプロレベルだしハ〜〜〜〜なぜ言の葉党へは投票できないんですか????
あと今回でやっと気づいたんだけど、中王区の時はダンサーズもDJゆーいちさんもいなくて、完全に≪女だけの空間≫になっていて演出やぼ〜〜と思いました
シンジュク・ディビジョン『TOMOSHIBI』
正直言って、ここまではナゴヤの若干のネタ感とシンジュクの絶対王者感から自分の中ではシンジュクが優勢かな〜と思っていた。そして始まったシンジュクの新曲、前回のブクロ同様エモ曲…!これはもうジュクしか勝たんのでは…???と震えながら聴いた。でも作詞がGADOROさんの時点で迷宮壁のようなエモ語り曲だろうなとは思っていたけど、ここまでとは…「迷宮壁からの脱出口」がもうアンサーすぎて泣く
新宿の闇は歌いながらも、自分たちの闇は全く歌ってこなかった彼らが初めて曝け出した絶望や苦しみや不安、それらを抱えながら社会の中3人でいかに支え合って助け合って生きているのかが伝わってきた。シンジュクは全員30付近のアダルトディビジョンと言われているけれど、常に自分以外の他2人を優先し自分のことはおざなりにしているような面や、またそれはたくさんの人生経験から培った、何にプライオリティを置くかや切り捨てることの大切さ(=自分)を知っているからこその"大人ディビジョン"なのかな…と思った。
みんな言ってるけど今まで触れられることのなかった一二三の深すぎる闇がやっと見れて、でもやっぱり実際に向き合うとつらくて切ないし胸がぎゅっとなった。木島さん泣きそうに歌わないで…こっちが泣いてしまう… これは一二三が初めて自分の闇を曝け出した=寂雷先生と独歩が一二三にとって闇を吐き出せるほどの信頼できる仲間になったっていう証明でもあるのかな。「逃げるなら前だ」って歌詞もすごくいい。逃げてもいい、でも前を向こう、後ろには俺らがいるから大丈夫だ、ってすごくシンジュクらしいしまさに3人の在り方を表してるように感じた。
ナゴヤ・ディビジョン『開眼』
これまたすごい曲が出てきた……これまでどちらかというとシンジュクに傾いていた私の心がここに来て大幅に、メトロノームのごとく大きく揺れた。
どこまでもシンジュクと対照的というか、似て非なる存在だな〜〜と思った、、シンジュクが「苦しければ逃げてもいい。私達が救うから」というのに対しナゴヤは「痛みも苦しみも目を開けて見ろ、受け入れろ、俺達がそばにいるから」という…救いとは何かをめちゃくちゃ考えさせられた。この後のバトル曲でも言うけど、目を開けて受け入れないといけないのは本当の敵は自分自身だからなんだよね、誰を憎んでも恨んでも何も変わらないことを1番よくわかっている3人だからこそ。
とにかく良い歌詞が多すぎる。特に獄さん!!(二回目)私はコミカライズを十四くんのいじめのエピソードしか読んでおらず、獄さんの過去を何も知らずに今回のバトルに対面してしまった。これは本当に猛省。「弁護は出来ても代弁はできない」からの「誰も触るな」は、も〜〜〜……一見寂雷先生のように他2人を救ってきたように見える獄さんだけど、あくまで"弁護士として法で裁いた"だけであって、2人がそれぞれの力で乗り越えたのをわかってる。それは十四にラップを教えた空却も同じだと思う。
そして空却の「真っ赤なバンダナ」ハ〜〜〜ウワ〜〜〜〜〜!!!!!Naughty Busters……葉山くんが笑いながら言うもんだから、空却と簓はそれぞれ乱数の洗脳で一郎と左馬刻に“裏切られた”と思って決別しているけど、簓は“意識しているけど表に出さない”のに対して空却は“何も言わないけど心のどこかでまだ一郎のことを信じている”ような気がして、涙が止まらなかったですハ〜〜〜〜死………
そして一番刺さった歌詞「進む先に道はない ならば幸い 迷う事もない」これよ…!暗闇の中で仲間に支えられながら灯火(=救い)を求めて前を向くシンジュクに対して、ナゴヤは目を見開くことで己の信じた道を見つけられるっていう、、これねこれはもうどっちが良いとか悪いとかでなくて解釈の違いがそれぞれの考え方や生き方、在り方を示しているの、、結局は自分の強さが自分を導くのナゴヤは、、自分たちがかつてそうしてきたように、、、はあ〜〜〜〜
「忌み嫌われた彼岸花 どんな花でも咲き誇れば
体がふるえる程に綺麗だ 生きた証だ 手を合わした」
大切な人を亡くしている3人(空却は憶測)だからこそ、強い心を持つことの大切さを教えてくれた、まさに説法のような曲でした。合掌。
バトル曲『Light & Shadow』
バトル曲といえばラップの醍醐味で、自分をアピールしながらお互いをdisり合うのが一般的……なんだな〜〜!!!と思った。のは、端的に言うとこの2ディビジョンはdisり合わなかったから!!!え?!そんなバトルある?!!でもそれもまたラップ…すごいね世界が広がるね
シンジュクは寂雷先生こそが絶対神で、一二三と独歩は狛犬のような存在、という立ち位置だったのがひふどが「今日は俺らが主人公」と息巻いて先生の前に立った。29歳コンビの「地獄見てきた俺たちの勝利」の重み〜〜…… 先生は先生で、自分は全ての人を救いたいけれど自分も結局は人間だから限界があるのをわかってる…。だからこそ、二人に助けてもらいながら立ち向かうことを決意しているんだろうけど、なんだろう、今回の戦いで寂雷先生は自己犠牲がすぎて壊れてしまう一歩手前なんじゃないかと個人的には印象を抱いてしまった。
独歩の歌詞「お前が言え“ごめんなさい”」は完全に前バトルDEATH RISPECTの「ごめんなさい ごめんなさい なんてのはもうごめんだ」のアンサー。自分のリリックに自分でアンサーって、こんな激アツなことある??思えば独歩は「自他共に認めるサイコパス」だの、「俺らみたいなカス」(これ一二三も巻き込んでて草)だの、自分を卑下した自己嫌悪リリックと社畜まじつらいですリリックが多いんよな。ステでは「街行くヤツらが全員努力家に見える」とまで言っててさすがに心配になった。そんな独歩が「俺はそんなクズじゃない」なんて言えるようになったのはきっと、いや絶対に、二人の存在があったから、、、
一二三も、最初はGIGOROだったのにこの曲でも“一二三”を出してきてウ…ッとなった。いつだって救いを求めている一二三が見ている世界は、みんなが見ている世界とは違う…。そんなことみんなわかってる、わかってたはずなのに、いざ本人に言われるとものすごくつらい。獄さんが言うようにこの苦しみは一二三本人にしかわからないし、誰も代弁できない。女性恐怖症の原因となった過去もまだ明かされていない。一二三はこのままではダメなことがわかっているから、ラップしながら“一二三”を曝け出して自分に向き合おうとしている。灯火を求めて…
この一二三とよく似ているのが、二つの人格を持つことで自我を保つ十四。ウワ〜二人とも名前が漢数字だね偶然かな??十四は隠す為でなく曝け出す為と言っているけど、たしかにそうなんよなあ、、一二三と違うのは、一二三の“GIGORO”は自分の弱点(=女性を恐れる心)から自分を守る為に生み出した人格の一つだけれど、十四は自分でコントロールできているところ。一二三は一種の解離性同一性障害に似たものを感じるのに対して、十四は悪く言うと相手を見てキャラチェンしているだけ。でもだからこそ、ヴィジュアル系の十四も十四として曝け出すことで己の心を外界から守っている。十四を助けたのは獄でも空却でもなく、あくまでも“法”と“ラップ”であって、十四自身の強さでここまで来れているんだよお…強い子やで十四は…
獄さんも決して寂雷先生を責めず弱い自分こそが敵であることを認めているし、なにより独歩(逆ギレする馬鹿)と一二三(生意気な若造)に対して「許せねえが過ちは正そう」って言ったのがもう…!敵だよ?!シンジュクと戦ってるんだよ今?!!仲間たちだけでなく敵の道をも切り開き正しい道を歩ませる獄さん何者…?!?!人を裁くのは人でなく法なんだよ…承太郎聞いてるか?
「救うなんて烏滸がましい ただ補うだけ」この曲で一番印象的だったリリック。いや、このライブで一番かもしれないレベル。人が人を救うのは当たり前のことだけれど、結局人は神ではなく人の子なので限界がある。でも、自分の力だけじゃ立ち上がれない人もいる。じゃあどうすれば?となった時に“補う”っていう考えが本当に空却らしいというかナゴヤの在り方なんだな〜とすごく思ったし、一見突き放しているように感じるけど、相手を信じているからこそできるやり方なんだ…。あとここの歌詞のところで寂雷先生→空却にパート切り替わる時曲が転調するのがめちゃくちゃかっこいい。東方のEx.ボスかと思ったな
迷いに迷って、投票するのに5日かかりました。宗教戦争のような繊細で壮大なバトルをありがとう…もともと推しディビだったナゴヤとシンジュクがより好きになったし、それぞれの考え方に私自身もたくさん考えさせられました。
なんだか先週ほんわかぱっぱ〜とか言ってたのが信じられないな。でもあれはあれですごくよかったし、今回でいろんな形のバトルがあるってわかった。どっちが勝っても文句はない!
来週は号泣必須なのが今からわかっているのでハンカチ用意しておこう…中王区で左馬刻様が乱入しないかめちゃくちゃ心配だけれどハチャメチャに楽しみです。
めちゃ長くなりましたが今回はこの辺で!お疲れ様でした〜〜次回に続く!
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