届けたい人って誰?
無料撮影について、日程や体制など少しずつ具体化してきています。
その中で卒園・卒業記念の無料撮影における取り決めとして、
・自分自身が疲弊する完全ボランティアにはしない
・届けたい人に届ける
・人に協力してもらう
この3つを掲げました。
(詳しくは下記noteをお読みください)
この3つのうち『届けたい人』についてより具体的にお話します。
テイカーさんおことわり
こういった活動をするとき、どうしても「無料」という言葉には様々な人が寄ってきます。
特にやっかいなのが「テイカー」。
分かりやすく言うと自己利益最優先、搾取する人です。
テイカーさんは甘い蜜の吸い方を熟知していて世渡り上手なので、
口が上手く一見良い人そうに見えるのですが、
その裏で自分に多くの利益が入るよう手ぐすねを引いているのです。
なのでその手に乗らない為にも、「あなたは該当しませんよ」という明確な線引きが必要。
そうしないと、本当に届けたい人に届かなくなってしまうからです。
またテイカー対策の意味だけでなく、
自分の活動の指標としての優先順位もつけなければ対応や判断も矛盾しやすくなるのでそこは明確にしていきます。
届けたい人①:卒園式・卒業式が中止、または列席できなくなった人
私が無料撮影を最も届けたいのは
「卒園式・卒業式が中止になってしまった」
「式は行われるが保護者の列席ができなくなってしまった」
こういったご家族です。
一生に一度の日を目にすることができない親御さん。
友達や先生と巣立ちの日を惜しむことも出来ないお子さん。
この企画を知ってご連絡くださった方の中には、
「中止と聞いて涙が出ました」
そんな赤裸々な想いを伝えてくれた方もいました。
心の底から傷ついていらっしゃる。
だからこそ、写真を通してその傷を少しでも癒せたらと思っています。
届けたい人②:最後の行事がなくなってしまった人
卒園式・卒業式以外、たとえば習い事の発表会などの行事が無くなってしまった人。
その日の為に練習や準備を重ねてきたはずなんです。
最後の思い出の場、最後の晴れ舞台。
本人にしてみればその頑張りが一瞬で無意味になったも同然。
ショッキングな出来事なのは容易に想像ができます。
だから、その積み重ねてきた証を写真で証明したいです。
届けたい人③:臨時休校の煽りを受けた人
とくに未就学児や小学校低学年のお子さんを持つご家庭は対応に迫られたことと思います。
中にはお仕事を休まざるをえなかった方もいるはず。
また親子と言えども1日中、それも毎日家に一緒に居るというのはそれなりに窮屈で、
さらに休業による業務や収入に対する不安も相まってフラストレーションも溜まります。
そんなご家族に何か少しでもリフレッシュになること。
一緒に過ごすことをマイナスに捉えるのではなく、
一緒に過ごす時間を少しでも有意義なものにしてもらえるようなアクションがとれたらと考えています。
また、どうしても1人で過ごさなくてはいけない子供たちにも何か気晴らしになるようなことを提供出来たらとも思ってます。
どの方も傷付いたり悲しんだりしていらっしゃる。
本当は優先順位を付けるのって気が引けるんです。
でも、自分が疲弊しない活動にすると決めた以上必要なことなので、
明文化させて頂きました。
まだまだ考えることはありますが、
また決まり次第記していきますね。
この記事も読んでくださりありがとうございました。
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