20221126実冬の味読
実冬の味読16時スタート
自作の詩を朗読 約10分
今までの実冬の味読は、自作の詩を読み聞かせながらパフォーマンスなどの動きも取り入れています。
そこは実冬らしい朗読表現のカタチとしてお披露目しました。
その後、15分間の休憩タイム
その休憩時に室長さんお手製の米粉で作られたマドレーヌとココアがお客様にふるまわれます。
上のお写真は、写真家さんに前撮りしていただいた後に試食させてもらったものなので、ココアではなく紅茶です。
そして、
休憩後はいよいよ萩原朔太郎「猫町」の朗読です。
45分という尺の長い物語をノンストップで朗読したのは初めてのこと。
途中で集中力が途切れないように、何より実冬の朗読を聴くために時間を割いてお越しくださってる目の前のお客様のためにと、今の自分が出せる精一杯を出し切りました。
昨年に引き続きコロナの影響でのキャンセルや、思いがけない事情など相次ぐキャンセルがある中で、初めて味読にお越しくださる方々から予約が入ったりと、ショックを受けたり喜んだりと心揺さぶられることもありましたが、兎にも角にもお越しくださる方々に来て良かったと思ってもらえるようなパフォーマンスを届けることだけに注力していこうと臨みました。
皆様からのご感想
↓
「実冬さんの朗読の世界を堪能させて頂く贅沢な時間。飲み物の効果もあって、自分もトリップしたような気持ちになりました。」男性
「朗読を聴くのは初めてで寝てしまったらどうしようかと思いましたが、どんどん物語の世界に引き込まれていきました。次も楽しみにしています。」女性
「猫町を知ってる人からしたらまた実冬さんの声で読み起こされる感覚がまた違って……」女性
「演劇してる人のような自分を出そうとする大袈裟な朗読じゃないのがいい。静かな淡々とした朗読でも見せ場での抑揚のつけ方に『そうきたか!』と。アレは良かった!」男性
「実冬さん、女優ですね。」女性
「声が……色っぽかったです。」女性
……(//∇//)
そんな風にお越しくださった方々に声を掛けて頂き、次へと繋がる手応えを感じています。
それでも、まだまだ自身の未熟さを痛感しています。
それは次回への改善点と捉え、研鑽を積み重ね精進して参ります。
今年の味読は裏で多くの方に支えられ励ましてもらいました。
女性カメラマンお二人はもちろんのこと、朔太郎の詩を教えてくれた方や、何より烏鷺文庫の室長さんが支えてくださらなければ、今回の味読の実現はなかったと思えるほどに、実にさまざまな壁が立ちはだかりました。
そんな中、朗読にだけ集中できるようにと面倒なことを一手に引き受けてくださり、そのおかげで困難な壁も乗り越えていくことができました。
本当にありがとうございました。
来年は……さてどうなることやら。
抱負を語ったりしても上手くいかないこともありますし、今年はもうしないかも〜って言っておきながら、縁を頂き再び朗読している私が此処にいてるのですから……
2022.11.26(土)17:40 実冬の味読終演
実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊