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この症状で実は鬱病(?)でした!!~心療内科行ってたレポ~

推し香水・ルームスプレーレポの次の展開が「メンタルクリニックレポ」になると誰が予想できるんですか?

私自身も予想していなかった。
でも推し香水を楽しんでいる裏でやむを得ず?仕方なく?遂に?行くことになり、お薬の力(合法)で大分楽になったのでじゃあレポ書くかということで……。
典型的なのと割と違う症状だったので、同じような感じで悩まれてる方の助けになればという気持ちもあって、ここに書き記しておきます。
先日再発しなければもう来なくて大丈夫だよと言われており、(一旦)治療終了後にまとめているレポになります!!
約1年半の間病院通いしてました。



1)なんでメンタルクリニックへかかることになったのか?

話は2023年の1月まで遡ります。
師走が会社の繁忙期で、心身共に疲弊しながらもなんとか乗り切り、休みにゴロゴロしてゲームして癒やされておりました。
田んぼ田んぼあと畑ェ!みたいな田舎に住んでいたのですが(当時)、電車に乗って凡そ30分で新幹線の止まる駅、それなりの街まで出られます。
で、大分身体も楽になったのでその街まで出て、買い物して食事して帰るといういつもの遊びコースを辿ったのですが……。
帰りに急な下痢と気分の悪さでダウン。30分電車に乗っていることができず、二駅手前で降りて一時間休みました。
腹を抱えるような姿勢で、あまり知らない駅の待合室のベンチで休みながら、
「あっもうダメだこれ……メンタルの病院にかかろう限界だ」
と決意しました。

更に話が遡りますが、そもそも中学生の頃から、

・トイレに行きにくい状況で尿意を感じる
・遠足や運動会といったイベントでお腹を壊したり気分が悪い
・旅行なんて行こうものなら確実に1回はお腹壊す 

という症状がしばしば出ていました。
大学生の時には高速バスで(しっかりトイレにいった+一時間半ほどだったにも関わらず)急な尿意を催し大変なことになったりしたのですが、その後帰省時は電車(トイレが付いてるから)を利用することで大きな問題にはなりませんでした。
「トイレに行きにくい」が私のトリガーであり、「トイレがある」「いつでもいける」状況なら実際やってみればそのまま何事もなく過ごせるというのが常でした。
その証拠に(?)教室を出にくかった中学・高校時代は授業中にトイレに行ったことが幾度かあったのですが、大学は途中で一度抜けてもそれほど目立たないので、殆ど無かった記憶があります。1コマの授業時間は大学の方が長いのに。
あと新幹線で遠出も普通に、問題なくできます。寧ろ新幹線は綺麗で速くて格好良くて好き。隙あらば乗る。

「いつもの流れ」がぶっ壊れたのがその日だったわけです。
たった30分、それもいつも利用している、イコールトイレもついているのが分かってる電車に乗っていられなくなってしまった。
特別変なものを食べた訳でもありません。
「トイレに行きにくい」という意識から来ているという経験則もあって、メンタルの方の病院にかかろうという決断は即決でした。


2)予約の電話

「心療内科」や「精神科」と入力すると「予約 取れない」とサジェストされるほど、その手の病院は初診予約が取れないらしいんですが、私が予約した病院もそれは同様でした。

受付の人「メールありがとうございました。初診は……約2ヶ月後になりますが宜しいですか?」
私「アッハイお願いします」

本当にさらっと言われるもんだからさらっとOKしてしまった。
2ヶ月先だと、限界が来てから予約取るのは、きつい状況になってたら間に合わないなあと思いました。死にたいタイプなら耐えてるうちにロープ用意しそうよな。
私の場合は「お腹が痛い・尿意・気分が悪くなる」「トイレに行きにくい状態の時限定」「仕事は事務系たまに現場なのでそこまで問題無い」という条件だったので、休みの日はひきこもりで対策すれば大丈夫でした。
病院の選び方は、駅近くにあって行きやすく、どうやら新しくて綺麗な病院で、メールで予約できて(結局電話来ましたが)、先生が優しそうだったから。
結果的に、「あっここでいいわ」とピンときたとこを予約したら大正解でした。


3)初診

約2ヶ月メチャクチャ安静に過ごし、いざ病院。
病院の公式ページで問診票のPDFが用意されており、予め印刷して記入して行ったのでスムーズでした。このシステムは良いな。ネット社会のメリットを感じる。

初診は30分近くかかったと思います。確か。

・今日来た理由は?
・家族にうつや適応障害の人はいるか?
・薬を出されるのに抵抗はある?
・原因に心当たりある?

といった「いかにも精神科で聞かれそうだなぁ」的な質問をされました。
意外だったのは問診票で最終学歴と学部、サークル活動など聞かれたこと。どういう考え方や興味なのかを探ってる感じかな?
私の場合は「理系だからちょっと突っ込んだ話してもいい?」と確認の上、薬がどのように作用して楽になるのかといったあたりの話をしてもらえました。普通に面白かった。
問診票何書いたか残しておけばよかったな……捨ててしまったようだ。

初診の雰囲気としては、親身になってくれる優しい先生でよかった。先生は中年の、割とどこにでも居そうな優しい顔をしたおじさん。コミュ障はこういう相手が話しやすいから助かる。
キリッとした女医さんとか顔の整った若い先生だとなんか気後れしませんか?コミュ障あるあるだと思ってるけど私だけか??
薬に関しては、飲むのに抵抗のある人も多いそうで、漢方薬を希望とかもできるだけ聞いてくれるとのこと。
私は「前からあった症状がひどくなった感じなので、それほど酷くなければいいかな。薬は良くなるなら抵抗ないです」のスタンスで答えました。
お腹の調子が悪い、で近所の内科にかかっていたので今まで飲んだことのある薬の話をして、

「内科の薬を暫く飲んでもそこまで改善しなかったのと経験則から、『トイレに行きにくい』という心理からくるもの、つまりメンタルの方の不調なのだと思ってる。それが極度に悪化して日常に支障をきたすようになったので来ました」

と言うと、うんうんと先生は頷きながら聞いてくれました。

一拍あって、別の質問がテンポ早めに始まりました。

先生「問診票に休みの日に動けないと書いてあるけど、気分の落ち込みを感じる?」
私「たまに」
先生「逆にイライラしがち?」
私「あー、それもたまに」
先生「朝起きられないか、逆に早く目が覚める?」
私「起きられないし普段とても眠いですね(昔からだけども)」
先生「動けないことに……苛立つというか焦るというか」
私「ありますね(これ、鬱の質問だな?)」
先生「家事やお風呂などしないといけないことができてる?」
私「この季節はお風呂いいか…となる日ありますね。ゴミ捨てもたまにできない(鬱の質問だな?)」
先生「正直仕事に行きたくない?」
私「そうですね(鬱の質問だな??)」
先生「今のは抑うつ傾向の質問ですが、あなたは鬱病までいかないけど鬱状態ですね」
私「だろうな!!!」
※実際は「あ~」くらいの反応をしました。

普段から精神科心療内科レポとか、メンタル系のコミックエッセイ読んでると「これ○○でみたやつだ!」ってなりますよね。なりました。
それにしてもあっさりうつ状態との見解を頂いてしまい……。自分では
「腹が痛いくらいでちゃんと仕事には行けてるので、病院にかかるのはな」とずっと思ってたんですが行くレベルだったようです。
尋ねられて考えてみれば、確かに風呂に入るのが面倒だし起き上がれないし気分は常にローなんですよ。
でも仕事には普通に行けてたし、特にミスが多いとかもなくて普通にこなせてたので……。

で、抵抗がないと言ったので初診から薬が出ました。
レクサプロ
それなりにメンクリ系のレポも読んでたんですが聞き覚えのない薬だった。
こいつを飲んで、次は約1週間後に効果確認の受診でした。
この手の鬱の薬は継続して飲んで血中濃度が安定してきてから効果が出るよ~という説明と、あとSSRI・SNRIの仕組みや人体に入った時の働きかたの説明も一通り受けました。
ほ~~んと聞きながら、頭を某漫画で心療内科が学べるシリーズのSSRI回がよぎっていました。尻とキャストのお姉さんのやつ……。あれほんまにわかりやすくて頭に残ってた。

初診を終えた感想は、「思ったより怖くなかったな」。
初めての場所が得意でないので心配していましたが、無事お腹も壊さず行って帰ることができました。


4)ここで伝えたかったこと

「継続して腹が痛い」「すぐ腹壊す」「あと凄い眠い」
という一見何か別の要素ありそうな奴が鬱の一症状であることがあります!ありました!
薬飲んで治ってから「あっほんとに鬱の症状だったんだ」って驚きました。
結局最後まで鬱病との明確な診断は出てない(言われてない)んですが、薬処方されてるってことは実際は診断されてた?内々で?
そのへんの仕組みよくわからないですね。まあ治ったからええやろ。

ともかくメンタルいかれてるのから来てるんやろなあ…という自覚があるなら一日でも早く精神科/心療内科を予約しよう。初診予約は取りにくい!!
モタモタしていると本当に壊れた状態で長い時間待機することになる。
余力があるうちに!
あ、しかし普通に身体が逝ってる可能性もあるので内科は一回かかった方がよさそうです。それで良くなれば万々歳。
あと私は一発で当たりを引きましたがメンタルのお医者はリセマラ前提でいいそうなので気軽にいこう。

薬飲み始めてから復調するまではまた別記事にて!
アッ推し香水レポはあと1記事は確実にあげるので(嫁達に贈る香水で選んでもらったceles推し香水)その時はまたお付き合いください……。

よろしければよろしくお願いいたします~コーヒー代になります