リンゴ日和


年末、自宅で使っているiMacが壊れた。ディスクユーティリティでFirst Aidをかけると、なにやらデータ用のハードディスクが壊れているらしく、最後に「破損しています」の表示。毎回修復してくれるが、なんどやっても同じ結果だ。

おまけに、電源を入れたまま放置しておくと、知らぬまに強制再起動してしまう。

このiMacは購入してから4年経つ。アップルは耐用年数を4年というから、もう寿命なのか。

このエッセイは壊れたiMacで書いており、初期化したばかりだから動きもサクサク、これまでの中でもっとも好調なようにも錯覚する。

だが所詮、壊れたまま猛スピードで走る車と同じである。急に使えなくなっては困るので、ケーズデンキへ行ったらとても愛想よく、かつにこやかに値引きしてくださり、新型のiMacを購入する運びとなった。色はブルー。色展開する前のほうが好きだったんだけどな。

小学生のころからWindows95を使い、XPのマシンが壊れた大学2年生のときにMacへと移行した。まだ札幌にアップルストアがあった時代。店頭にディスプレイされた、世に出たばかりの銀色iMacは輝いて見えた。そのときに、アドビとの契約を含め、Macでのデザイン・DTP環境を整えた。

私はMacの操作性やインターフェースに惚れ込んでいるし、これまでのデータはすべてMacで作っているので、今後もMacを使い続けるつもりである。
しかし人にはWindowsを薦めていて、なぜならスペックの良いものが欲しければ、ゲーミングPCなどいくらでも安く買う手段があるし、フォント事情も最近は解消しつつある(バンドルフォント周りなど、まだ不便なところはあるのだが)。

ゲーミングPCはただのゲームをするパソコンではない。以前テレビ制作会社でバイトをした際、オフライン編集(仮編集のこと)機がゲーミングノートPCで驚いたことがある。

そして、Macを使うとアップル製品だけで構成したくなるもので、私はスマホもイヤホンもアップル製だ。それはそれで幸せだが、もっと選ぶ楽しみがあっても良い気がする。

新型iMacは、1月中旬に届く予定なので、とても楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?