見出し画像

我が家のミッフィは保護犬なので犬の種類は知らない。シェルターの書類にはテリヤの雑種と記載してあった。推定年齢は1歳とちょっとだった。シェルターに面会に行った時、目も鼻も毛で隠れてボウボウの伸び放題。大きな毛の塊のように見えたが、それと一緒に臭いも結構した。

ノースキャロライナ州で保護されて、ボランティアの手によって飛行機でやってきた犬たちの中にミッフィはいた。あれだけの毛が伸びるくらい放置されていたとすると、何もグルーミングなどはされていなかっただろう。毛が絡まり、塊になっていたし、おしっこ臭いにおいもしていた。

今は我が家の一員となって、定期的にグルーミングに連れて行くから、絡まった毛もないし、おしっこ臭くもない。

だけど、この匂いはなんだろう。。。

ちょっと芳ばしいような、イーストの匂いのような温かい匂い。

犬の匂いだ。

抱っこしたり、顔を近づけるとこの匂いがミッフィの体温と一緒になって鼻腔に入ってくる。犬を飼っている人なら、多分分かってくれるはず。

嫌な臭いではない。むしろ結構好きかも? 

先日夫もミッフィを抱き上げて、確認するかのようにクンクンして、うっとりしているのを目撃した。

モフモフの中に顔を埋めて、あの匂いを嗅いで安心しているのは、パパとママだけではなかった。先日は息子まで、顔を近づけて匂いをかいで「くっちゃーい」と赤ちゃん言葉で嬉しそうにしていた。

犬の独特の匂いを好む私たちは変でしょうか??


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?