【下半期も】#2022年VTuber楽曲10選【いい曲しかない】
こんにちは、オタクです。
そうです、半年に一度のアレの季節です。
下半期はいろいろありました。
弊所属イベントが雑誌に載る、バンカラ街への移住、Remixの制作、気がつけば県外にワープしててほぼ居住地にいない肉体、加速するDJ出演、ワープとDTM周りへの課金による破産…あれ?digは?
という感じで(どういう感じ?)全てを聴き込むことはできていませんが、自分なりのお気に入りを紹介していこうと思います。あとでぽまいらの10選でdigってやるからな…。全員書け…。
■レギュレーション(いつもの)
以下独自レギュ
・下半期(の多少手前あたりから※)に音源リリースされた曲
・リマスタリング、既存曲のリミは抜き
■おさらい(#2022年上半期Vtuber楽曲10選)
■プレイリスト
今回は全曲サブスクで聴ける!
■ほんへ
・バスタイムプラネタリウム / HACHI
Vocal: HACHI Lyric,Music: 海野水玉 Arr: Seiji Iwasaki
ライブユニオン所属のVSinger HACHIと、2nd「Rainy proof」6th「八月の蛍」を手掛けた海野水玉のタッグによる「夜」をコンセプトにしたプロジェクトから生まれた9thシングル。
この曲はVTuber楽曲に限らず、今年聴いた曲全体で見ても1~2を争うぐらいには好きな楽曲です。
新衣装、MVの美しさ、高レベルな元から更に洗練されている歌声、歌詞含め曲全体の質感など、この曲はいつにも増して良さの大洪水が発生しておりあまりに全てが好きすぎるのですが、ここでは一番好きな所に触れて行こうと思います。
おそらく全人類好き好きポイントとなるのですが、このラスサビ手前からの流れが本当に天晴。
サビ前半の落ちサビからサビ後半パートで持ち上げて、そこから更に転調ラスサビでもう一段持っていく二段構えの流れが、歌詞の流れと相まってほんと~~~~~に何回聴いても鳥肌がエグい。
MVの表現も、楽曲の流れを引き立てる素晴らしいものになっており、「作品」としてすげー良いもの(語彙)となっているように感じます。これは芸術。
憂鬱になりがちな一人で過ごす夜に、歌詞を意識しながら聴くのがおすすめ。
・Allegro / Midnight Grand Orchestra
Vocal: 星街すいせい Lyric: 星街すいせい,TAKU INOUE Music: TAKU INOUE
こちらはみんな大好きバーチャルアイドル星街すいせいとみんな大好きサウンドプロデューサーTAKU INOUEの、「Stellar Stellar」「3時12分」でおなじみ名タッグが今年結成したユニット(まだ今年なの??)「Midnight Grand Orchestra」の1st Mini ALBUMに収録されている楽曲。
「Allegro」の名の通りの疾走感のあるトラックと、すいちゃんの力強いボーカルがバチっとマッチして、聴いてるだけで彗星のように宇宙を駆け抜ける感覚を味わうことができる曲になっている気がします。すいせいだけに。(?)
記事を書く時は歌声とか歌詞をいいな~って言うことが多いんですが、この曲の自分の好きポイントは「没入感」が得られる点だったりします。
漂う光がだんだん広がっていくような光景が浮かぶ開幕から、一気に全身を音楽に包まれるような感覚に陥るイントロの流れがほんと~にすきで、世界に引き込まれた状態ですいちゃんのこちらに向かって問いかけるようなボーカルが入ってくるもんだからもうすごい。音楽ってこんなにも気持ちいいんだ!ってのを感じさせてくれます。
クラブに通ってる身としてはよく「音楽を浴びる」といった表現をしたり聞いたりするんですが、まさに全身で音を浴びるという感覚を味わうことができる楽曲なのかな~と思います。
この曲を「浴びた」ことがない人、お家でもクラブでも、スピーカーでもイヤホンでもいいのでぜひでっけー音で、いい音で浴びてほしいな。
・海中電灯 / lovechan
Vocal: loveちゃん Lyric: lovechan,KAIRUI Music: KAIRUI
Kizuna AI Inc.所属のAI loveちゃんの4曲リリースの1曲目となる楽曲。
KAIRUIが手掛ける水中を漂っているようなふわふわとした幻想的な曲調と、透明感と暖かさを兼ね備えたloveちゃんの優しい歌声が非常に心地よいナンバーとなっている。
この曲と出会ったのは個人的に特に忙しかった時期だったんですが、そんな中でもこの曲は思わず目を瞑って聴き入ってしまうような、リラックスできるような曲調で、忙しい日々の疲れを優しく癒やしてくれた気がしています。いつまでも聴いていられる心地よさってこういうことなんよな…。
概要欄の楽曲紹介にこうあるのですが、忙しく日々を生きている方の心を優しく照らし包み込んでくれるような暖かさは、きっとみんなの灯りになってくれると思います。
忙しいな、疲れたな、と思うときに温かいものでも飲みながら、イヤホンやヘッドホンでこの曲をじっくり聴くのがおすすめ。
・夜空のとなりで / 夜空メル
Vocal: 夜空メル Lyric,Music: 夏代孝明
今年はオリジナル楽曲連続リリースからの1stアルバムリリースと、音楽活動での活躍が目立ったホロライブ1期生の夜空メルが歌う、暖かくしっとりとしたバラードナンバー。
彼女についてはたまにASMRを聴いたりするぐらいで、あまり深くを知らなかったのですが、オリ曲がリリースされたのをきっかけに切り抜きを見たりして、そこから改めて曲を聴いていくと、イメージ通りのかわいらしい楽曲はもちろん、元気いっぱいの楽曲やかっこいい楽曲、本曲のようなバラードまで非常に幅広い楽曲を歌い上げていて、こんなに歌の才能があったのか…!と驚かされました。
そんな多数の曲がある中でこの曲は特に自分のなかでグッと来たので選曲した次第。 綺麗なジャケットやアコースティックなサウンドが好みなのはそうなんですが、自然に、ありのまま歌っているように感じられる歌声が、歌詞やサウンドとの一体感を生んでいて、暖かな雰囲気がスッと心に響いてきたような気がしてます。ええ曲…
目を閉じて聴くのも良し、小さくBGM的な感じで流すも良し、どんな環境にも優しく寄り添ってくれる楽曲だとおもっています。
・カンパニュラを響かせて / 釣鐘ふうり
Vocal: 釣鐘ふうり Lyric,Music: 瀬名航
AQUA STELLA NAVIS所属、REALITYとYouTubeにて活動中のVsinger 釣鐘ふうりの初のオリジナル楽曲。
瀬名航氏の澄み切ったサウンドと、釣鐘ふうりの透明感のある歌声が調和して生まれた澄んだ世界が非常に美しく、その世界を見事に表現している力作MVは必見。
この曲はただなんとなく聴いてても聴き入ってしまうような力があるのですが、歌詞を意識して聴いてみると、多かれ少なかれ経験があるであろう「自分らしさ」に対する思いや葛藤が歌われていて、とても共感できるものになっています。
特に自分は音楽が好きで、リスナー側だけではなく、日頃からDJ活動をしたり、それこそ今年はDTMを始めたり、あるいはこのように記事を書いて曲をオススメしたり色々とやっているわけなんですが、やっているうちに人と比較しちゃったり、これでいいのか?って悩んだり、いろんなことを気にしちゃうことが多々あるんですよね。(誰しもあることだと思います。)
でも、元を正せばどれも「やってみたいな」と思ったから始めたことだし、大事なのって「自分が楽しいか」とか「自分がやりたいか」だよな~、と改めて気づかせてくれたり、
続けているうちに見つけてくれて応援してくれる人や、好きと言ってくれる人に届くような活動をこれからもしていきたいよな、と改めて思わされたりと、何かをする上で大切なことを思い出させてくれたり教えてくれたりする、ほんと~に良い歌詞になっています。
自分と重ねた感想になっちゃってますが、何かしらをしている人でなくても、例えば何かをしたいけど一歩踏み出せない人にも響いてきたり、背中を押してくれたりするんじゃないかな、と思う内容になってて、多くの人の心に響く楽曲になってます。多くの人に届くといいな。
どうすればいいか迷ったり、悩んだりしちゃってるときに聴くとスッと心が軽くなったり、改めて大切なことに気づかせてくれたりします。
・君とのキスで息をする / 暖日いな
Vocal,Lyric,Music: 暖日 いな Arr: Mitsuki
昨年に引き続き、今年も下半期に入ってから良質なオリジナル曲を多数リリースした暖日いなの6th Single。
lo-fiな雰囲気のトラックとウィスパーボイスで綴られる、大人っぽい切なさを感じる失恋ソングとなっている。
この曲は作曲も彼女自身が行っており、暖日いなの世界観が存分に出ている作品となっているのですが、去年知ってから虜になってる歌声はもちろん、サウンドやイラストや歌詞を含めた世界観のすべてがツボで、すべてが好きなあまり”狂気!全身ツボ男”って感じになってしまっています(???)
めちゃめちゃ切ないけど優しい声と音で癒される、暖かさと冷たさが両立してるような不思議な感覚が時に刺さり、時に包んでくれるような、素敵な作品になっていると思います。言語化に限界があるタイプのSuki…
今年はこの曲の他にも、カワイイポップ全振りの「陽だまりの魔法」、これまでとはまた違ったカッコいい歌い方と色々と考えさせられる歌詞で新たな一面が見られた「偽りの。」など、様々な名曲が生まれているので未チェックな方はぜひチェックしてみてほしいです。
何が聴きたいとか特にないけどなんか音楽聴きたいな~、とふと思いついた時に、この曲含めてアーティスト単位で聴くのが個人的にはオススメです。
・今日とまだバイバイしたくないの / 長瀬有花
Vocal: 長瀬有花 Lyric,Music: 知田そら
独特の世界観が不思議と人を惹き付ける、RIOT MUSIC所属のだつりょく系アーティスト 長瀬有花のオリジナル楽曲。
彼女のクセになるような心地いい声質が魅力的で、色々な曲を聴いて過ごしたのですが、この曲は繰り返し歌われる「今日とまだバイバイしたくないの」というフレーズとキャッチーで聴きやすいサウンドが合わさって、思わず口ずさみたくなるような楽曲になってます。
それだけではなく、楽しかった”今日”との別れを惜しむテーマへの共感だったり、テーマが生み出す哀愁だったり、色々なものがこもっていたり感じられたりするけどゆるりと聴ける、深くて複雑だけどキャッチーな、寂しいけど心地いい、そんな不思議な感覚になり、「だつりょく系アーティスト」ってこういうことなんやなぁ~、と感じさせてくれるのも魅力。
力を抜いてゆる~く聴けるけれど、掘り下げると果てしなく深い。そんな世界観を、知ってる方も知らない方もなんとな~く覗いてみてはいかがでしょうか。
気がついたらお気に入りのアーティストになっているかも。私は気がついたらお気に入りのアーティストになっていました。
・KONKON Beats / 白上フブキ
Vocal: 白上フブキ Lyric,Music: TOKOTOKO
ホロライブ1期生兼ゲーマーズの白上フブキが送る、思わずノリノリになっちゃうほどキャッチーで可愛く、聴いていて気持ちのいいナンバー。
それもそのはず作曲はTOKOTOKO。軽快に跳ねるメロディーラインやギターフレーズ、随所に差し込まれるフィルインやキメなど、全体的に氏らしい爽快さが感じられる。ボカ老人は全員すきでしょこの曲
そんな軽快で爽快なサウンドに、白上フブキの明るくガーリーな歌声と、キャラソン的なリンク感がある歌詞で相乗的に爽快楽しい気持ちいいが押し寄せてきてもう大変!!好きすぎミュージック大賞だろうが~~!!
…失礼しました、オタクが出てしまいました。
全体的に爽快な中に散りばめられたグッとくるフレーズの数々や、気持ちいい韻の踏み方など、歌詞にも見どころがたくさんあるので要注目!
あまりに好きなフレーズがたくさんあるのですが、ここは特にグッときたパート。みんな違ってみんないいもんな。
そして最初から最後まで繰り返し出てくるフレーズなんですが、
この韻の踏み方に加えて、Bewitchが最後の「魔法をかけて」ともかかっているのに動画のコメントから気づいて大横転したのでご紹介します。天才?
あとあと!とても可愛らしいイラストで彩られたMVも必見です!いろんなフブキちゃんが見られてとてもニコニコしてしまいます。かわいい。
とにかく明るい気持ちになれるので、テンション上げたいときや前を向きたい時に聴くのが圧倒的オススメ!
・ストロボフラワー / Altimate!!
Vocal: Altimate!!(七海ロナ,藤宮コトハ,神菜コハネ)Lyric,Music: 40mP
Palette Projectの王道アイドルユニット「Altimate!!」の4thオリジナル曲。
桜の季節によく似合う陽光のように暖かい雰囲気と、全体を彩りながらもところどころで切ない表情を見せるピアノが印象的な、どこで流れていても違和感がないほどに聴きやすいポップナンバーとなっている。
春×アイドルらしい暖かくもエモーショナルな雰囲気、桜を基調とした可愛らしい衣装、見ている”今”を切り取って心に焼き付けたくなるような毎秒良いMV、そしてソロパートではそれぞれの個性が出ていながらも3人パートでは見事に調和する歌声。 どれをとっても「王道アイドルソング」と呼ぶにふさわしい内容となっています。我!!!こういうの!!!!すき!!!!!!
僕が40mP好き好き人間でありアイドル曲好き好き人間である為、この曲のすべての要素が刺さり妖怪串刺しオタクが爆誕しています。串刺しだからなにも喋れない!!!とにかくめちゃくちゃ良いので聴いてくれ~~~~~~!!!
自分の好きな「アイドルソング」って元気もらえるものが多いんですが、この曲も聴いてて気持ちを明るくできる曲だな~と思っています。前向きになりたい時に聴くのがオススメ。
あとは個人的にですが、季節に合わせて桜見ながら聴きたいな~。と思ってたりします。来春はお花見できるかな~。
・未来図 / épeler
Vocal: épeler(柚子花,紡音れい,Flare Rune) Lyric,Music: Capchii
柚子花、紡音れい、Flare Runeの3人からなるバーチャルアイドルユニット épeler(エプレ)の1st Single。
始まりのドキドキを思わせるスピード感のあるエレクトロサウンドに乗せた、これからの未来を思い描く楽曲となっている。
この曲はメンバーの一人である紡音れいが、所属事務所解散に伴う活動終了が発表された直後のタイミングで行われた、épelerの2ndライブ「未来図」の表題にもなっており、感情ぐちゃぐちゃな状態で初聴きしたのを覚えています。(なおライブにて未来図以降のセトリに更にボコボコにされた模様。)
れいちゃん、そしてこの3人の未来がどうなるか、何もわからない状態で聴いたわけですが、歌の内容で少し前を向け、ライブの内容やMCから大丈夫、信じて応援すればなんとかなるな、と思わせてくれた、そのぐらい力のある楽曲でありライブでした。
この曲を語る上では欠かせない大きな出来事だったのでライブの話ばかりしてしまいましたが、バックストーリー抜きにしても背中を押してくれる楽曲になっているので、一歩踏み出す勇気が欲しいときや新しいことを始めたときに聴いてみるといいかも。
あと他のépeler曲も含めてクラブ映えするからDJのみんなはかけ倒してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!épelerをたくさんのひとに好きになってほしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…え?ライブの話が気になって見たくなっちゃった?そんなあなたに朗報です。
épeler 2nd Live『未来図』、無料でやっていた上にアーカイブがあるので今からでも見れます!!!!!!!!
マジでエグ良いライブに仕上がってたので見て!!!!!!!!!!!!
まだリリースされてない曲とか、すごいカバー(どうすごいかは見て欲しいから言わない)とかもやってるのでホンマに全人類見て!!!!!!!!!!!!!!!!!
■あとがき
あけましておめでとうございました。(無事1日遅刻)(テンションこわれる)
今回は試しに(というか2曲書いたあとに流れで)、「こういうシチュエーションで聴くといいかも」な聴き方も書いてみたのですが、いがかでしたでしょうか。
よかったらシチュエーションに合わせたり合わせなかったりして聴いてみてください。
また、22年は(そもそも書く時間がなかったりした為)上半期下半期共に10曲に頑張って絞ったので、いつにもまして「アレ入ってない!」が多いと思います。ユルシテ
今年は上げた曲に限らず、大手からのリリースが非常に多かったな~というイメージがありました。特にホロライブが何曲出たんだ?ってぐらいの曲数に加え、そのどれもがクオリティ高くてそれだけでお腹いっぱいになるレベル。(音源出してくれ~!って騒いでたのがはるか昔のよう…。)
あとこうして10曲上げてみて思ったのですが、しっとりめな曲や癒される曲がいつにも増して多く、忙しかったりメンタルの上下が激しかったりした22年は音楽に癒やしを求めてたのかな~、なんて振り返りながら思いました。
2023年は、昨年始めたDTMをしっかり頑張っていくぞ!なんて思ってるので、より忙しいかもしれないですが、音楽が好き、VTuberが好きというのは変わらないので引き続きいい音楽との出会いを求めて彷徨っていきます。
さて、長々とお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで見てくれた方におまけとして、今年好きだったな~と思った曲を雑多にぶちこんだリスト(12月の頭~中旬ぐらいにつくったやつ)をおいておきます。こちらはかなり幅広いので振り返りやdigにでもどうぞ!
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