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琴塚古墳(岐阜市琴塚)

10月のアーチストデート。今回は古墳です。

日本中にたくさんある、とは聞いていた「古墳」ですが。
生まれてこのかた見たことがなかったので検索してみると、なんと車で20分以内にありました。岐阜市の真ん中、琴塚古墳。


琴塚古墳(ことづかこふん)は、岐阜県岐阜市にある前方後円墳。
岐阜県内では3番目の大きさである(1位は大垣市の昼飯大塚古墳)。
5世紀頃の古墳である。1934年(昭和9年)8月9日、国の史跡に指定されている。
被葬者は景行天皇の后、五十琴姫命(いそことひめのみこと)と伝えられ、琴塚の名もこれに由来する。

現在は外濠は埋め立てられており、北西と東側に痕跡は残っている。内濠は築造時のままである。未発掘のため内部構造は不明である。墳丘は三段築成、葺石、円筒埴輪をもつ。墳丘の両側に造り出しが対称に設けられている。定型化が進んだきわめて整った形をしている。

wikipediaより



行ってみましょう〜!

静かな住宅街の中にありました。琴塚古墳。
駐車場はないですが、寄せれば大丈夫かな。有名観光地になってしまったら、停めるところはないです。

ここから入ったけど、正面ではなく脇入口


おそるおそる入ってみると。

鬱蒼、とまではいかないけど、粛々と草木が生い茂っています。
定期的に綺麗にされているのでしょうね。

ここは内堀部かと思われます。木は植えられたものでしょう。
どんぐりが、パチンパチンと音を鳴らして、たくさん落ちていました。

静かだ。聞こえるのはどんぐりと鳥の声だけ。


柵の中が古墳。立ち入り禁止です。
柵はきっちりと前方後円墳の形を縁取るように立てられています。

円形と方形のくびれにあたるところの「造り出し」部分もちゃんと柵で囲われています。

とはいえ、柵の中は完全に森。wikiによると、この古墳は発掘調査をされていないので、中がどうなっているかわからないそうです。

陵墓の発掘ははばかられます。

前方の真ん中に石碑と灯籠が立っています。

昭和十年に建てられたとあります。それまでは柵もなく、自然体で横たわっていたのでしょうか。

子供たちが探検しに登らずにはいられないでしょうから、史跡を守るために敷かれたのだと思います。が、柵があっても昭和の子供は入ったのではと思いました。入りたすぎる。

神社でかくれんぼとかしてた頃を思い出しました。
子供なら絶対登りたいわ、これ。


外堀はほとんど埋め立てられてしまっていますが、堤部分に公園があります。


どんぐりいっぱい。


緑が茂り美しい癒される


内堀を一回りして、帰ってきました。
帰りに、神社や寺もいっぱいあったので、またの機会に行こうかな。


日本には、世界にはありえないような、歴史ある場所や森がたくさんあるそうです。それを普通と思って暮らしている私たちですが、実は本当に長い長い歴史と文化で国は作られてきたんですね。


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