Takeshi Toda

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雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（４）檮原村の時間 その３

ＮＨＫ放送文化研究所が「放送番組統計年報」を出している。 これはＮＨＫの各放送局が、その年にどのようなジャンルの番組をどれだけ放送したかが統計資料としてまとめられている。 そのほとんどが国立国会図書館に所蔵され、一部デジタル化もされており、オンライン上での閲覧も可能である。 但し、昭和30・31・33・35年版は国会図書館に収蔵されておらず、檮原放送局が独自放送を行っていたと考えられる1956(昭和31)年7月～1960(昭和35)年10月のほとんどを知ることが出来無い。そこ

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    • 2024年1月1日、地震発生時の「ラジオななお」

      2024年1月1日夕方に発生した、令和６年能登半島地震。震源地に最も近い位置に所在したコミュニティＦＭ局「ラジオななお」（石川県七尾市に所在。北國新聞グループ。）のインターネットサイマル放送がどのような状況になっていたかを記録する。 地震発生～同日夜21:30までの間に、災害報道等は行われていない状況であった。奇しくも同局は、長年続いていた平日午前～昼の自社制作ワイド番組「七尾もしもし探検隊」を、2023年10月から週1回・木曜日のみの放送とし、他の曜日はラジオかなざわの「昼

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      • 1時間だけのコールサイン、JOAF-FM

        　2018年3月11日、愛媛県の南海放送ラジオで、AM放送（コールサインJOAF、1116kHz）とFM補完放送（91.7MHz・91.2MHz）で別々の番組が放送された。その際、FM補完放送では与えられる事の無い独自のコールサイン・JOAF-FMが付与された。その経緯と詳細について調査した。 　FM補完放送は、2014年度に法整備が行われ、災害発生時においても放送を継続出来るようAM放送を補完する目的で、AM放送と同内容をFM放送で行うものとして整備された。2023年5月

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        • 雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（３）当時のＮＨＫの体制 その１

          　檮原放送局が独自番組「山びこ通信」を放送していた当時、ＮＨＫの組織体制はどうなっていたのか。当時のＮＨＫ年鑑から探る。 　1955年7月10日現在の「ＮＨＫ業務組織一覧表」によると、本部直轄の関東甲信越の放送局と、大阪・名古屋・広島・熊本・仙台・札幌・松山の各中央放送局の傘下に、各都道府県の放送局が存在する。ここまでは熊本を除き現在と大差は無いが、その中央放送局以外の放送局は第１種から第４種に分類されている。それぞれの種別の放送局を列記する。 【第１種】 長野・新潟・甲

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        雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（４）檮原村の時間 その３

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（２）檮原村の時間 その２

          　檮原村の時間「山びこ通信」がどのような内容のものだったか。その足跡を辿ることが出来ないかと考え、当時の村の広報紙を調査することとした。 　「檮原村広報」は１９５３年に創刊されたが、８号発行後に休止。そして１９５８年５月２０日、再開された。その再開以降のものを縮刷版としてまとめたものが高知県立図書館に所蔵されており、それを利用した。檮原放送局が放送開始したのは１９５５年。その時期は檮原村広報は発行されていないのが残念ではある。 　まず、１９５８年７月２０日発行（第３号）にお

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（２）檮原村の時間 その２

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（１）檮原村の時間・その１

          　１９５５年４月１日、高知県高岡郡檮原村に、ＮＨＫラジオ第１の放送局「ＮＨＫ檮原放送局」が開設された。呼出符号ＪＯＲＳ、周波数１３６０ｋＣ。（開設の経緯は、川崎隆章氏による「日本の放送百年百人 ６ 『雲の上の放送局』」https://note.com/davekawasaki/n/n6fae1eafd797　を参照されたし。）この放送局は当時、日本で唯一の村に存在する放送局であった。そして、当時の檮原村長・崎村義郎氏の著書『愛村回顧』（高知広報社,1978.3）によると、毎週

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」（１）檮原村の時間・その１

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          2023年2月25日、根室地方で地震発生時の地元コミュニティ放送局

          2023年2月25日22時29分頃、北海道根室地方で最大震度5弱の地震。 根室のコミュニティFM局、FMねむろの放送状況。インターネットサイマル「リスラジ」による聴取。 22:32頃、Music Birdネット番組(生放送)内で、Music Bird男性パーソナリティより地震情報。 22:33頃、電話割り込みでFMねむろ男性パーソナリティによる津波心配なし、震度について1分ほど放送。終了後、Music Birdネット番組に復帰。 22:36頃、再び電話割り込みでFMねむろ男

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          2023年2月25日、根室地方で地震発生時の地元コミュニティ放送局

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」

          高知県高岡郡檮原町(ゆすはらちょう)の「NHK檮原ラジオ中継局」。 現在は中継のみだが、開設直後の1956年から数年間、独自番組が週一回放送されていた。これについて目下長期調査中。 檮原放送局について基本的な部分は川崎隆章氏「日本の放送百年百人」を参照されたし。

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          雲の上の放送局「NHK檮原放送局」

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          2021年10月7日・地震発生時のラジオ

          2021年10月7日22時41分に発生した、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震の際の、首都圏民間放送ラジオの対応状況を記す。聴取したのは地震発生時から23時台前半まで。 なお、首都圏民放ラジオでは、緊急地震速報は「最大震度5強以上が予想される時のみ、緊急地震速報を放送する」事となっている。今回は震度5弱の予想であったため、緊急地震速報は放送されなかった。 ●ＴＢＳラジオ『アシタノカレッジ』（生放送） ※ＪＲＮ系列のＢＳＮ新潟放送、ＫＮＢ北日本放送（富山）でも同時放送

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          2021年10月7日・地震発生時のラジオ

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