パパ達の育児交換日記(No67)
第67号の担当は、「パパスマイル四日市」のペンネーム「ぜんた」です。
私は自宅では台所にいる時間が比較的長いです。我が家の台所は、私に様々な気付きを与えてくれます。
最初はお箸のことでした。皆さんは箸筒に箸を入れる際に、太い方、細い方、どちらを先に入れますか?我が家では、私が細い方、妻が太い方に入れることで慣れており、違っていました。意識しないと慣れた入れ方をしてしまいます。それぞれが育った家庭文化の違いがあること、どのようにするかを、家族で話をすべきことに気づきました。
また、マンションを購入する時に、システムキッチンの高さを選べました。妻の意見をもとに一番低くしました。私も、台所を一番使うのは妻だと思ったからです。しかし、身長の高い自分が、長時間家事をするためには、もう少し高い方が良かったと今は思っています。高いキッチンを低い方が使う場合は台を置く等で物理的に対応しやすいですが、逆の場合は穴を掘るわけにもいかず、対応しにくいからです。物事を決める際は、自分が当事者意識を持つことが大切だと気づきました。
そして何よりも、家族の食事に責任を持つことの大切さに気づきました。子ども達は家に帰ってくると「パパ、今日の晩御飯はなに?」と必ず聞きますし、お腹が減ると「パパ御飯まだ?」と言ってきます。似たような献立が続くと、「またー」と言って、子どもが自分で卵料理を作ることもあります。実際に作ったり買ったりするのは、家族かもしれませんが、今日の夕飯のおかず、今週の献立を、少し先まで見通して準備することが肝心です。私たちに料理を作って育ててくださったお母さん達をはじめとする世の中の親御さんには頭が下がります。
日々続けるのは大変ですが、料理が好きな私にとって楽しくもあります。様々な気付きをもたらしてくれる台所に、これからも立ち続けようと思っています。
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