パパ達の育児交換日記(No64)
三重にゆかりのパパ達による育児交換日記。第64号は「カエルのおっちゃん」が担当します。
子ども達は長い夏休みの真っ最中。昨年はいろいろとイレギュラーの夏で、7月いっぱいまで授業があり、そして8月後半には授業が再開したので、夏休みが40日あるのは2年ぶり。子ども達はもちろん大喜びをしていますが、40日をどう過ごすか、色々と試行錯誤を繰り返しています。
当面の懸案は「夏休みの宿題」をどうクリアするか。我が家は長男が小学生の時から伝統的?に「とにかくサッサと終わらせる」がモットーとなっており、小学6年生の次男と3年生の三男は学校から宿題を持ち帰った日、まだ夏休みが始まる前日でしたが、その日から早速行動を開始。二人で話し合って「5日間で全てを終わらせて、その後は心置きなく遊びまくる!」という目標を立てて、わき目もふらずに勉強を始めました。
自発的に目的を立てて行動するのはいいことですし、集中して勉強に取り組むのもいいことですが、勉強をしている姿を見ていると、「この集中力を少しでも普段から発揮してくれたら・・」なんて親の勝手な思いも湧いてきたり、「こんなに早く終わらせたら、夏休み明けの学校、大丈夫かな?」とか余計な心配も出たりしますが、自分達の夏休みですから、悔いないようにしっかりと過ごしてもらいたいなあって思います。
一方で、中学2年生となった長男の夏休み。小学生の頃は伝統に沿ってサッサと宿題を終わらせて、その後は毎日友達と遊びまわっていた長男も、中学生になると過ごし方はすっかり変わりました。なかなかに練習の厳しい野球部に所属しており、夏休みも早朝から練習に出かける日々。地区大会を勝ち上がり、今日からは県大会、そしてここで4強に入れば、東海大会や全国大会にもつながるので、その練習や大会日程を考えると1日フリーになる日はほとんどありません。夜は自分から志願して塾に行くなど、親からみても頑張っているなあと感じます。
本人は弟たちを見て、「いいなあ~、休みの日がたくさんあって。」なんて言ったりしていますが、その表情を見ると充実した日々を過ごせている満足感も見てとれます。自由になる時間、遊べる時間がたくさんあることだけが楽しいことではない、そのことを実感しているのかもしれませんし、その兄ちゃんの姿を見ている弟たちにも、きっと何か伝わるものがあるのではないかなあって思います。
まだまだ続く夏休み。暑さと体調には気をつけて、今年も子ども達との思い出をたくさん作りたいなあって思います。皆さんも素敵な夏休みを!
これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No63)はこちらから↓
パパ達の育児交換日記
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