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ネガティブも含めて受け入れる

バンクーバー旅行のこと、インプットや気づきが多くて、帰国後2週間、ようやく少しずつ振り返ってました。

この旅行は、私が所属するオンラインコミュニティの企画によるもので、前半がリトリート、後半が国際ポジティブ心理学会への参加となりました。


カード・セルフコーチング


リトリートの中で、それぞれがカードを引く機会がありました。

私が最初に引いたカードは、Love/愛情。



惜しみなく愛情を、自分にそして他の人に注いで循環させましょう、というメッセージだと受け取りました。

そして、別の日に引いたカードが…、Darkness/闇「闇は光を内包する」

闇から不吉なものを連想して、なんでこんなカードを引いたのだろう、引き直そうと思いました(実際引き直しましたが、その結果引いたのは、Sorrow/悲しみでした。。ショックでカードの写真、撮り忘れた)。

私の中で、闇は避けたい、不吉で、不幸せなものという印象があるから。

でも、光があるから闇がある。長所と短所は表裏一体。よい悪いはない。
人間は完璧ではなく、揺らぎがあるから人間だ。

自分の中にある「闇」を見つめよう、ネガティブな部分も拒否せず目をつぶらず受け入れよう努力して自分を変えよう、というアプローチではなくて、ネガティブを受け入れよう、というメッセージだと受け取りました。


バンクーバーの街並み


カードからのメッセージの受け取り方って、認知の仕方に似ているなって思います。そのとき引いたカードは、偶然起こる出来事みたい。

同じ出来事でも、いい面を見る人と悪い面を見る人がいるように、カードの内容の受け取り方は、そのときのその人の認知の仕方で変わってくると思います。

今回使われていたカードは、ポジティブでハッピーな内容のカードだけでなく、一見ネガティブに見える内容もあるのが深くてよいなと思いました。

あるがままを受け入れるって勇気ですよね。

ポジティブ心理学も、ポジティブであることをよしとする、というわけではないですからね。

引き当てたカードからどんなメッセージを受け取るか、カードの内容をコーチングの問いに見立てて、深く自分を見つめることができました。


強みワークショップ

リトリートの中で、VIAの24の性格の強みに基づくワークショップが開催されました。


私の今の強みの上位は、診断の結果、誠実、思慮深さ、愛情となります。

ちなみに、強みは知るだけで幸せが9.5倍、使えるようになると幸せが19倍になるという研究報告もあります。

私は、思考優先で慎重なところがあり、自分はあまりそれが好きではありません。強みだと言われるのに。セミナーで「24の強みと友達になろう」という、お話が印象的でした。強みは育てられるし、逆境にいるときは普段そんなに高くない強みを使ったりしているそうです。
そんな風に強みをとらえて、生かしていきたいと思います。

ワークショップで感じたことは、スピリチュアルなど出来事に意味を見だすような「超越性」の強みを持つ人たちは、なんだか幸せそう、だということ。

科学で明らかになっていることを信じる姿勢の私ですが、小さい頃は占いが好きだったり、超常現象に興味を持ったりしていて、大人になってからは感情を思考で抑えてる感はあります。でも、ふっと思考を緩めて感覚に身をゆだねると心地いい感じもあって、自分の感覚を信じるってことをやってみようかなと思ってます。



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