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【NVC】ネガティブな感情との付き合い方

今回は、私流のネガティブな感情との付き合い方について、書いてみます。

ある日のこと

わが家の次女はもうすぐ高校受験。

夫とは、受験前は、コロナやインフルエンザ感染予防のため、夜の会食は自粛しようと話していました。
それなのに、それなのに、自ら職場の新年会を企画し、エチオピア料理の店を予約したと言ってきた夫。

え?

私との約束は?

そして、エチオピア料理(インジェラ)は皿を囲んでみんなで(現地では手で)つまんで食べるものなので…、それ選ぶかな。このタイミングで。


インジェラ


思慮深さに欠ける、軽はずみだーとムクムクと怒りの感情がわいてきました。


怒りの感情を感じてみる

そこで、怒りの感情をセルフコーチングで言語化していたら、
私は今、次女の高校入試のサポートと一時帰国中の長女との時間を最優先に考えているのに、家族のことを軽んじている、大事にされていないように私は受け取って、悲しかったんだということがわかりました。

怒りもあるけれど、同じ方向を見ていない気がして、大切に扱ってもらえなかったと感じて悲しい気持ちなんだな、と思いました。

セルフコーチングでは、次のようなことをやってみました。


感情観察ノートをつける


かれこれ1年くらい、私は、何かネガティブな感情を感じたときに、

・事実
・思考
・感情
・そのときの行動、を文字にしています。

観察したことをただ記録するのみ。
これが、なかなかよい。
ジャッジせず、観察したことを記録するだけで、自分のネガティブになりやすい傾向がわかったり、気持ちを分析したり、冷静になったりできると感じます。


NVCコーチングで自分の「ニーズ」を探る



NVCコーチングに関するこちらの本を参考に、今沸き起こっている感情を観察し、自分が大切に思っていること「ニーズ」を探ってみました。

1 観察:夫が所属部署の新年会をエチオピア料理店で行うことを企画した。

2 感情:夫の行動に腹が立つ。悲しい。

3 ニーズ:次女や長女との時間を2月までは最優先したい。夫と一緒に応援したい。

4 リクエスト:私が感じたこと、ニーズを夫に伝え協力を依頼する。


一呼吸置かないと、「なに考えとんのじゃ(怒)」「いつも軽はずみで信じられん判断をする」といった評価や相手を否定する言葉も言ってしまうところでした。「観察」って意外と難しく、いつも軽はずみなんて、決めつけだし私のジャッジが入ってるよなぁと思います。

夫としては、家族のことを軽視したつもりもなかったのでしょうが(自ら私に「新年会でエチオピア料理店に行くことにした!」と悪びれるそぶりもなくぽろっと話していたので^^;)、私は軽視されたようで悲しかったことを夫に伝えたら、夫から自覚が足らなかった、ごめんなさい、ということで、この感情は手放すことにしました。

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心がざわざわ感じることがあったら自分が大切にしていること「ニーズ」を知るチャンスかもしれない。そして、私は感情の「ニーズ」を探り当てることが比較的得意でとてもスキ。

感情に蓋をして生きている場合は「ニーズ」に気づきにくいこともあるかもしれず、その人の感情に寄り添って、「ニーズ」を探ることを、家族や周りの人にも実践していきたいと思いました。

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