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「totonoeru」暮らしのための365日. 7e fois 旬のものをいただく

あっという間に3月も10日も過ぎてしまいました。
春の足音は聞こえていますが・・・
奥出雲は雪が降って積ったりもします。

もうすぐやってくるかな。 
ちょっと待ち遠しいこの頃です。

今朝は仲良くしていただいている方に
お山で採れた蕗の薹をたくさんいただきました。

新鮮な春の恵。
やっぱり天ぷらにするのが一番美味しいですよね。
お山と春のエネルギーをカラダに摂り入れれば
ここからがまた過ごしやすくなりますね。

熊さんは冬眠から目が覚めたら
まずは蕗の薹を探して食べるというお話を聞いたことがあります。
蕗の薹を食すると、冬眠の間に溜め込んだいらないものを排泄するのを手伝ってくれるとか・・・・。

とれたてのこの蕗の薹を
皆さんと一緒に食べれたらな〜と思いながら
独り占めをお許しくださいね・・・。といった気持ちです。

さてさて、昨日は3月11日
東日本大震災から13年の月日が流れました。
振り返ればあっという間だけど
それぞれが、それぞれの場所で様々な体験を重ねた13年だったのではないでしょうか。

毎日の暮らしを重ねること
生きるということは
毎日を重ねていく
ということなわけで・・・・。

どんな風に重ねたかで
今日が、そして未来が変わるし
過去も変わっていきます。

毎日を重ねる中で大切にしていることはなんですか?

私はできるだけ、
自然界のリズムと調和を育んだ
暮らしを重ねていくこと。

そして自然界からもらえるエネルギーを自分の中に取り込んで
それをさらにたくさんの人が
喜べるエネルギーへと転換して
循環させることができたらいいなと
思って暮らすようにしています。

都会での暮らしだと
ちょっと忘れてしまいがちだけど

私たちは生きている自然と繋がった時
自然界から純粋な生命力を感じた時
喜びと活力が身体中を巡っているという感覚。

マクロビオティックの学びの中に
生きたエネルギーを食する
という学びがあります。

私はこの生きたエネルギーを
できるだけ操作されていないもの
できるだけ自然界のリズムと共に育まれたものと、理解しています。

だから、
今日いただいた蕗の薹はまさに
生きたエネルギーをいただいたということになります。

カラダが喜んで巡ってしまう
活力を育めるそんな感覚です。

さらにお料理とは
その生きたエネルギーに
火や水、そして微生物(発酵食品)を
加えることで、自分と共振を起こしやすいエネルギーに変化させるもの

そこに「祈り」という
作る人のエネルギーが加われば
それを食べることで
人はきっと喜びとその人が持つ
本来の光が輝き出すと思っています。

何を食べるかも大切だけど
どうやって育っているものなのか
どんな気持ちで作られているのか

が私にとってはとっても大切なことなのです。

私がお料理を作る目的と聞かれたら

自然界の恵を摂り入れることで
ひとりひとりの純粋な光が
大いなる命=生命体と共振を起こし
輝きを放つことができるようになる



食べた人が、カラダもココロも魂も喜びに満ちていくことを感じれるようになるためにです。

最近、こんなメッセージに出会いました。

「あなたの最も純粋な内なる光が、自然界の生命力と共振を起こしその光を放つことができるようになれば
あなたの周りの人はドミノ式にその光と共振を起こし自分の光を輝かせることができるのです」

と。

そうか。そうなんだね。

だから自分を愛して、自分の光を放とう。
その光の輝きは遠くまで届くように
自分をtotonoeよう。

私にとってはお料理を作ることが
光を輝かせる時間だから
私のお料理を食べなくても
私が作るという時間を持つことで
ご縁のある人が輝く世界を作りたい・・・。ね。

そして、
そんな人になりたいと思う人と
一緒にお料理を作っていきたいし
錬金術としてもお料理の作り方を
お伝えしたいなと

そう思っています。

そんな錬金術を手に入れられる
フードレメディーベーシック講座
春の生徒さんの募集をはじめます。

自分の光を輝かして
みんなの光を引き出す
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La recette d`aoujourd`hui

    〜今日のレシピ〜

旬のものを美味しくいただく

totonoeruは自然界とのリズムを体の中に摂り入れていくことを大切にします。

一番簡単なことは旬のものを美味しくいただくこと。

マクロビオティックの学びの中には
身土不二という学があります。
これは身体とその環境は二つに分かれていないという意味で、

その季節、その土地で採れるものをいただくと生命力が活性化し生きる力をより育めるという意味です。

自然界は必要なものは全て与えてくれているという観点から考えても
その時に採れるものは私たちの体を
totonoeてくれるものたちののです。

3月におすすめは
蕗の薹をはじめ山の中で
芽吹いてくる山菜たちです。
奥出雲では田ゼリが市場に並びはじめましたよ。

そんな食材たちをシンプルにお料理して食べるだけでカラダが喜びます。

蕗の薹の苦味が
カラダには必要な働きなので
アクをしっかり抜かずにいただくのが
本当はおすすめ。
苦味を美味しく感じりことが大切です。

それにはやっぱり天ぷらがオススメです。

おひたしやお酢の物にするときは葉と花弁を分けて茹でると色が悪くならず美しくいただくことができます。

<茹で方>

蕗の薹を縦半分に切って葉と花弁に分けます。
お鍋にお湯を沸かしてお塩を加えて葉の部分を1分ぐらい
花茎の部分を2〜3分茹でます。
火加減はクツクツで。

茹で上がったらたっぷりの冷水につけて浸します。

あまり長い間水に浸けると風味と苦味がなくなってしまうから
香りを感じながら水につけてあげてね。
目安はだいたい15分ぐらいです。

茹でた蕗の薹を使って
酢味噌あえやおひたしに使って見てね。

オリーブオイルとお塩で
つけておけばしばらくは楽しめますよ。

自然の恵って
たくさん届いたりするから・・・
保存させていただくというのも
春を楽しむ方法の一つですね。

お料理は皆様の五感・感性を育む時間。
感覚を研ぎ澄ませていきましょう。

La recette d`aoujourd`hui



私が心地良く暮らすために試している
「秘訣」や「やり方」を書いています。

今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
今日があなたにとって心地の良い時間となりますように。

お料理びと ミエ

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