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地震対策していますか?

南海トラフ地震って?

3月にNHKで放送された「南海トラフ巨大地震」のドラマを見ました。

南海トラフ地震とは静岡県駿河湾(するがわん)から宮崎県沖の日向灘(ひゅうがなだ)辺りのプレートが沈み込んでいる場所が震源地とされる地震です。

半割れって知っていますか?

半割れとは南海トラフの地震領域の半分で地震が起き、その後に残り半分の領域で地震が起こることです。
しかし、場所によっては二度大きな地震に見舞われてしまいます。
私の住む広島県福山市では、この半割れが起きた場合、最初の地震で震度6、二度目の地震で震度3を想定されています。
ドラマでは西日本で地震と津波が起き、その翌日に東日本で地震が起きました。西日本の救援に行こうとしても東日本でも震災に見舞われ、救援には行けません。ほぼ日本全域で災害が起きている状態でした。

3日で助けは来ない⁉︎

ドラマの中で、
「3日で助けなど来ないですよ。
国も国民も誰かが解決してくれると思ってる。」
東日本大震災を経験した人の言葉でした。
自分で解決しないといけないのです。
半割れが起こった場合、日本全域で災害が起きています。
誰が助けに行けるのでしょうか?
誰も行けないのです。すぐに助けは来ないのです。

地震が起きるのが分かっていても言えない⁉︎

ドラマの中で衝撃的だったのが、気象庁の方が地震が起きる事が分かっていても国民にすぐには言えない。という事でした。
これは、2021年にTBSで放送された「日本沈没」というドラマでも、
東京が沈没する事が分かっていても総理大臣は国民に伝えられない。
という場面がありました。
言えない理由は、万全な状態が整っていないから。
伝える事でパニックが起こり、その上地震が起きると更なるパニックになる。
なるほど。と思いました。

まとめ

  • 地震が来るのが分かったとしても、すぐには教えてもらえない。

  • 地震に見舞われても、3日で助けなど来ない。

この事から、事前に備えておくことが必要だと感じました。

  1. 家具などの固定

  2. 水や食料、電力の確保

  3. 避難する場所の把握

地震が起きてからでは遅いです。
他人事と思わずに、まずはハザードマップを確認し、できる限り助けがなくても避難できるようにしましょう。
ハザードマップはNHK全国ハザードマップや自治体のホームページに掲載されていますよ。


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