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四捨五入したらアラフォーだった頃の中年、普通列車で北海道を目指す(後編)

2013年の旅をついこの前の出来事のように書いている旅記録も、今回で最後です ___φ(゚∇゚*)

正式には北海道へは昨日書いた記事のとおり、上陸を果たしてすぐさま青森へ戻っていますので、今回のタイトルは看板に偽りあり、正式には「四捨五入したらアラフォーだった頃の中年、普通列車だけで青森から富山へ帰る」なのですが、そこは連続3部作の締めとして、一つ大目に見て下さいませm(_ _;)m

3日目

【2013年10月13日(日)】の行程
青森6:00→弘前6:46
弘前6:51→大館7:33/8:06→秋田9:41(同じ車両でした)
秋田9:50→酒田11:39
酒田12:10→鶴岡12:42
鶴岡13:29→村上15:04
村上15:07→新潟16:23
新潟17:04「快速くびき野4号」→直江津18:59
直江津19:08→東富山21:01

3日目は富山へひたすら帰る行程です。

朝は青森駅を6:00に出発、自宅最寄り駅の東富山駅には夜の21:01着と、ほぼ15時間、普通列車に乗りっぱなし!

特急による反則が2度あった初日よりもキツイかもしれません(;・∀・)

この行程で唯一の救いは、新潟から直江津までの「快速くびき野4号」ですね。
特急用車両を使用した快速なので、これだけは快適なはず・・・(≧∀≦*)


さて3日目は、朝4:50の目覚ましでスタートです。

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青森駅6:00発なんだから、そんなに慌てなくても良いではないか皆の衆、という声が聞こえてきそうですが、私の3日目の最初の目的は、青森駅に5:39に到着する、札幌からの夜行急行「はまなす」の撮影だったんです。

青森と札幌を、特急ではなく急行として夜を徹して走ってくれ、連結車両も自由席、指定席(元特急のグリーン車座席使用)、2段式B寝台車、指定席料金で乗れるカーペットカーと多彩です。いつかは乗りたいと思いつつ、この時は見てるだけ~になりましたが、実はこの1年後に「はまなす」初乗車体験しています♪そりゃあもう、楽しかったですよ!
でもこの時は見てるだけ~でした(^_^;)

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あまりにお客さん降車後の「はまなす」の客車を覗いていたら、5:43に発車する「特急つがる2号」の撮影を忘れてしまいましたが、昨夜撮ったから、まあいいや☆~ヾ(^_^ヾ)

夜行列車のおこぼれ余韻を味わった後は、この時の旅でお馴染みの東北地方の主、701系ロングシートの6:00発普通列車で青森を後にします。

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そろそろ朝を迎えて、天気が良ければ岩木山なんかも見えたりする区間を走るんですが、天気は3日目にしてまずまずなものの、岩木山はこれが限界でした。

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ロングシート車は車窓を撮る時に恥ずかしいのが欠点です💔(*ノωノ)

弘前には定時に着き、たった5分の乗り換えで大館行に乗ります。でも往路の秋田駅のような意地悪なことはせず、ちゃんと対面乗り換え出来ましたので、良かったです。

というのも、土産を買いすぎたせいで、重たいバッグが3つもある状態になってしまったからです(苦笑)

往路の秋田駅みたいに、僅かな乗り換え時間で重たいバッグを3つ抱えて必死に歩かねばならないのは勘弁して~が、3日目の本音でした(;^_^A

大館行きの普通列車も快走し、定時に大館についたのですが、なんとありがたいことに乗り換え予定の8:06発の秋田行きにそのまま変身するというじゃあーりませんか(^。^;)
重い荷物を持ち歩かず済んだので助かりました♪

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その待ち時間を利用して、往路ではまだ夜の8時台だというのに既に漆黒の闇と化していた大館駅前を観察してみました。

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忠犬ハチ公の生誕の地ということで、秋田犬についての紹介が多かったです。
明るい時間帯なら活気があるね~ということで、2日前には店にすら入れなかったNEWDAYSにも入りまして、また土産物を増やしてしまいました┗(゚_゚@)┛←アホ

さらに重たくなった荷物を抱え、大館から秋田を目指します。車両は引き続きロングシートの701系。

この付近は往路ではウトウトしたり、もう真っ暗で車窓が全く楽しめなかった辺りですが、日中に走っても、長閑な田園風景がメインで、絶景があるというわけではありませんでした。
絶景を楽しみたいなら、海岸沿いを走る五能線へどうぞ、ということですかね(;^ω^)

さて秋田では、往路よりも厳しい9分の乗り換え時間!
往路のように端から端まで歩かされるようじゃ大変だと思っていたら、復路ではほぼ対面乗り換えでした(^。^)>

なので、ちょっと遠目に見えた秋田新幹線も撮れました♬

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ここから酒田までも、ロングシートでお馴染みの701系ですが、701系は今回の旅ではこれが最後です。

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そう考えると名残惜しい気持ちもほんの少しありましたが、やっぱり旅はボックスシートかクロスシートが良いですね(^_^;)

この秋田~酒田間では、往路で奇跡の夕日in日本海を見れたので、再び絶景が見れないかと楽しみにしていたのですが、天気はそこそこなものの風が強いようで、海面には白波が立っていました。

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また往路と違って復路は、結構な数のお客さんが乗っていました。
私は運良く座れましたが、一部区間では立ち客もいました。

ロングシートなので、あまり首を捻って車窓ばかり見ているわけにもいかず、基本的には前を向いていたのですが、なんと私の前にはミニスカートの女子高生3人組が👩🎵
秋田美人よろしくおしとやかに…ではなく、秋田弁全開で大騒ぎしながら乗っていました(笑)

元気だねぇ、でもそんなにミニスカでワチャワチャ動いてたら、パンツ見えちゃうよ?とオッサンながらに心配(いや、期待?)していたら、案の定3人の内2人の女子高生のパンツが見えてしまいました💖(/ω\)
あまりに衝撃的だったので、今でも柄を思い出せる(1人はピンクに黒の水玉、もう1人は白地に黒いストライプ)ほどです(笑)

ほら、オッサンの期待…いや、心配が当たっちゃったじゃないか~と言いつつも、たぶん彼女らはパンツが見えてしまうことなんか当たり前なんでしょうね(^_^;)
一度アクシデントで見えてしまっただけかと思いきや、その後も何度も大股広げるもんですから、数回拝見してしまいました(*ノωノ)
まあお陰様で、秋田から酒田までの旅が楽しかったですよ(* ̄m ̄)V←スケベオヤヂ

さてこの旅最後のロングシート701系のお陰で、逆にJKパワー(?)をもらえた普通列車が酒田に着く頃には、車内もかなり混雑していまして、往路とは全然違うな~と思いました。

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一人旅の贅沢な悩みなんですが、ゆったり座って旅したいので、列車は空いてる方が良いけど、あまりにガラガラで私一人しか乗ってないような環境はちょっと嫌(苦笑)
程々の混雑が良いですね(;^_^A

最初の予定では酒田に11:39に到着後、12:57発の村上行に乗ることにしていたのですが、この旅3日目にして天気に恵まれ、大きな荷物を3つも抱えて歩いていると、途端に汗が噴き出てしまうほどでした。

この1時間20分弱の時間を使い、事前に調べておいた昭和テイスト漂うラーメン屋さんに行こうと思っていたのですが、暑い中を3つの大荷物を抱えてラーメン屋さんに行く体力は無い~と思い、かといってエアコンの無い(当時)酒田駅の待合室で1時間20分近く次の列車をボーッと待つのもどうかと思い、思わず12:10に出発する鶴岡行普通列車に飛び乗ってしまいましたε=ε=ε=ヽ(;T◇T)ノ

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特に目的もなく、長い待ち時間を潰すために飛び乗った鶴岡行でしたので、鶴岡に着いたら特にすることもありません(;^ω^)

でもせっかく初めて降りた駅なので、駅前を見てみるかと、待合室のベンチに3つの大きな荷物を置いて、ウロウロしてみました。

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2枚目の写真は逆光でハッキリ写ってないのが残念ですが、「おしん」の銅像です。
鶴岡に降りて初めて知ったのですが、あのNHK朝ドラの金字塔ともいえる「おしん」は、鶴岡が舞台だったんですね。

そのため鶴岡駅のお土産売り場には、「おしん」に関するものが沢山!

もう土産は買わないと心に決めていたのに、そんなに「おしん」グッズがあったら買わざるを得ないじゃないですか~(苦笑)
待合室のベンチに仮置きしていたバッグに無理やりおしん土産を押し込み、酒田を12:57に出た村上行を待ち受けました。

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鶴岡から村上まで、再び海岸沿いを走ります。
ちょっと眩しかったですが、往路では雨に祟られて今一つだった景色も楽しめることを期待して、海側のボックスシートを確保しました。

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いや~、ダイナミックな絶景が続きますo(^ー^)o

夏に来たら、海水浴客でより一層活気がありそうですね🎵

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遠くに島が見えたので、佐渡?!と思ったんですが、帰宅してから調べたら佐渡島ではなく、粟島という島でした(^▽^;)

この景色が見える辺りは、笹川流れという名勝地で、民宿もあったりしてちょっとした観光地なんです。
やっぱり夏に訪れてみたい所ですね~。

列車は村上駅に定刻に着きましたが、乗り換えるために地下道か跨線橋を上り下りしなきゃいけません。
3つの重たい大荷物を抱えて乗り換えるだけで体力消耗します(◎_◎;)

そのため次の写真は、新潟到着後までありません💦

そろそろアラフォーのオッサン、体力が厳しくなってきました(苦笑)

何か食べねば!と、今度こそ新潟駅1番線(当時)の立ち食い蕎麦屋さんに立ち寄り、大盛りを1杯頂きました。

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元気100倍!アンパンマン!!
…いや、100倍は大袈裟です、3倍くらいにはなりました(* ̄m ̄)V

この新潟駅からは、直江津まで「快速くびき野4号」に乗ります。
特急型車両の快速なので、快適♬
と同時に、いつもなら新潟まで行くだけでもちょっとした旅行なのに、この時の旅みたいな長距離遠征をしたら、新潟まで戻ってきたらもう旅行が終わってしまうという感覚になってしまいます。

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10月なので、新潟で夕方5時くらいだと、そろそろ外の明かりが乏しくなってきますね。

なので外の景色も楽しめなくなってきましたが、残る乗る列車はこの「快速くびき野4号」と、直江津発の普通列車の2本になりました。

車窓が暗いと、今回の旅を振り返るような感じになります。

とにかく、あっという間だったな~。

でもまた北海道へ行きたいな~。

今度は滞在3時間(苦笑)とかじゃなく、数日滞在したいな~。

と感傷に浸っていますと、最後の最後で原因不明の列車遅延ο(_ _ο)彡3

直江津駅に「快速くびき野4号」が着いたのは、定刻より7分遅れの19:06❕

富山へ戻る普通列車は19:08発❕

まさか最後の乗り換えの直江津駅で、3つの重たい大荷物を抱えて走る羽目になるとはε===へ( ;Τ_Τ)ノ

なので直江津での写真はありません(笑)

ガス欠気味になって、最後の北陸本線普通列車に乗って、落ち着いた時に撮った、この時の旅最後の1枚がこれです。

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梶屋敷~糸魚川間にある、デッドセクションで車内が暗くなった時に撮りました💦

最後の普通列車は定刻に走ってくれ、我が家最寄りの東富山駅にも定時の21:01に到着、自宅にも3つの重たい大荷物と共に予定通りに帰りつきました。

今はこんな長距離旅をしたら、それだけで周りから白い目で見られそうなご時世ですが、早く例のアレには退散してもらって、自由に国内旅行を楽しめる日が来てほしいですね(⌒∇⌒)

3日間、つまらぬ旅記録をご覧いただきありがとうございました!m(_ _)m

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