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82歳の母、免許証を返納しに免許センターへ

先日の平日、休みを取って母親と免許センターへ行ってきた。
目的は免許返納。
自ら運転免許証の更新を見送る決断をした母の卒業式だ。

午前中の受付時間は9時30分〜11時30分。
朝一は更新目的の人達で混雑するだろうと考え、10時50分に到着。

はじめに総合受付で免許証の返納に来た旨を告げると
「それでは、○番の窓口へ行ってください」と案内された。

窓口の担当者は再雇用かと思える歳に見える男性だった。
母はその人に免許返納と経歴証明書の交付を告げて免許証を渡す。

申請用紙に氏名等を記入し、別の支払い窓口で手数料を払ったらまた戻ってくるように言われる。

支払いを済ませ、待合の椅子で待つこと数分、今度は写真撮影をするとのこと。
撮影室が別の階のため、母親の荷物を持って一緒に移動する。

「えー、写真撮るのかー。化粧もなんもして来なかったよー。」と歩きながら母がボヤいたので、トイレに寄り、手洗い場の鏡に向かって手櫛で髪型だけ直させた。
応急処置だが仕方がない。

写真撮影は流れ作業なので、椅子に座ると同時にパシャ!
お疲れさまでした。

その後、最初の窓口に戻ってから10分も経たずに名前が呼ばれ、「運転経歴証明書」を受け取った。
まるで自動車運転の卒業証書みたいだな、と思った。

デザインは運転免許証とほぼ同じだが、有効期限の記載がなく、(自動車等の運転はできません)と赤字で書かれている。

有効期限がないということは、生きている間はずっと使える本人確認書類ってことだ。
面倒な更新手続きがいらないなんて、ちょっとうらやましいぜ。


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