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アラカン事務員|特別研究員の公募がはじまっています

日本学術振興会(学振)の特別研究員、令和6年度採用公募が開始されています。

大学院博士課程在および博士の学位取得者で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を採用し、支援するために日本学術振興会により創設された研究員制度。

優れた若手研究者に研究に専念できる機会を与え、日本の学術研究の将来を担う研究者を養成・確保するのが目的です。

【特別研究員のメリット】
・研究奨励金が毎月支給されるため、ある程度は生活費を心配せずに研究に専念できる。
・申告により、研究奨励金の3割相当額を上限に、研究のための経費を所得税・住民税の課税対象から除外することができる。
・申請により、研究費の助成を受けられる。

【特別研究員のデメリット】
・受給できない資金援助があるので確認が必要。
・原則として特別研究員以外の身分を持つことができない。
・学振との雇用関係はないため、個人で国民健康保険・国民年金へ加入しなければならない。

私個人としては、20代前半の独身者であれば魅力のある制度だと思いますが、家族を持ちながら大学院で学ぶ研究者となると、生活の補償が充分とは言えないかな、と思っていました。

しかし、特別研究員-PD・RPD・CPDについては、令和5年度より「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」が始まります。

受入研究機関が制度を導入し、雇用されれば、受入機関の職員として社会保険に加入できるようになります。

厚生年金に入れるのはかなりうれしいのではないでしょうか。
雇用保険、労災保険も適用され、住民税が給与天引きになる。
大きなメリットになると思います。

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