和牛⑤ M-1を通じ知った芸人

2020年文春オンラインの「好きな芸人」ランキング2位に和牛ということですごいことになってますね。ファンが多いということは良い事です。

④まで和牛がコツコツ上昇してきた事実を書いていますが、今回は一気にスランプに陥ったというお話です。ここで踏ん張れたから今和牛はこれだけの人たちに支持されているのかもしれません。

以下、ネットソースを基にした情報の寄せ集めメモです。

和牛がスランプだったろう頃のお話

和牛は、スタートダッシュは他NSC同期に比べて遅かったが、無冠の帝王の名前を欲しいままに準優勝を総なめにしていきます。ミキ亜生は結果を出す和牛の姿に憧れていたといいます。

しかし、2012年にとんでもないことが起きます。和牛大スランプです。
この話は水田さんから聞かないのですが、川西さんはターニングポイントのエピソードでポロっとすることが多い、おそらく心から危機感を感じた時期なのでしょう。

川西 コンビを組んでから何年かして関西の賞レースで決勝に残れるようになりましたが、そのあと12年くらいに1回スランプもあったんです。何をやってもうまくいかなかった。(和牛、好きな芸人で大躍進 一番大事にしたいのが漫才より)

ネットを探してみると、2012年9月にヤフー知恵袋にてこんな質問が投稿されています。

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この頃の和牛ファンは、藁にもすがる勢いだったんだろうなというのが読んでわかります。それに1件だけ回答がついていました。そもそも1件しかついてないという状況からも、和牛の人気度がわかります。

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回答者、ものすごいキツイ‥。和牛に期待していて裏切られたという気持ちも入ってるんじゃないかってくらい丁寧で直球な言葉です。

ところで、サードメンバーっていうのはどういうものなのでしょうか?
他の方のブログからの抜粋で片付けてしかも許諾なく貼ってしまい大変恐縮ですがこんな話なようです。

仕組みがよくわからない人にざっくり説明すると、若手の劇場ではAKB48における選抜総選挙を毎週のようにやっていて、「サードバトル」というのは劇場では上から4番目の階層にあたる。テレビでネタを見ることは大阪ローカルでもほとんどない。ちなみに最上位の「ZEROメンバー」はジャルジャル、モンスターエンジンらテレビでも活躍する10組。(2012年8月現在)

このサードバトルで戦うメンバーのことを「サードメンバー」とくくっています。Wikipediaにさらに詳しい話がありますが、総合すると「チャレンジ枠=素人」が半分いる状態で戦い、入れ替えで負けると素人になるっていう感じだったみたいです。

そのあとのランキング推移を見ると、即あがって年末には上から2番目のファーストメンバーに仲間入りしたようですが、2012年から2013年のカウントダウンの顔ぶれには同期や賞レースで戦った人たちがメインで揃う中、和牛の名前は「他」に含まれて出てきません。

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2012年8月にはかまいたちの対決で勝ち、第10回MBS漫才アワード 準優勝という記録も作るも、秋には素人と戦う直前のサードまで落ちるという。恐ろしい浮き沈みを体験されたんだなと。だが、この頃に和牛の今の漫才の形式ができあがったそうですし、アキナ牛シュタインのユニットも開始されたみたいですから、今振り返ると必要なことだったのかもしれませんね。

【和牛の賞レースメモ】
とくになし。