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肉声

今日、職場で親子の「タッチケア」というイベントがありました。
乳児さんを裸にして、お母さんが肌に触れながらマッサージをするというものです。
姉妹で参加のお母さんが大変そうだったのでどちらかに見ましょうかと声をかけたところ、自我の芽生えているお姉ちゃんはママが良いと。そりゃそうでしょう。で、10ヶ月の妹ちゃんを見ることに。
ですが、初対面のおばちゃんに突然肌を触れられるのは、それは赤ちゃんとて嫌でしょう。。わかりますよ。赤ちゃんは隣の母を見つめてぐずります。
が、タッチケアの先生の元、「いち、にー、さん」「いち、にー、さん」と声を出し、先生と共にわらべ歌を口ずさみ、タッチをゆっくり繰り返し、アイコンタクトを続けていると、ジーッと私を見つめていた赤ちゃんが、二コーっとし始めたんです。
無言で行っていたらこうはならなかったと思います。肉声の力。語りがけ、歌いがけの力だと思います。
乳児期は肉声の力が大切だと思います。
絵本もしかり。
上手い下手ではなく、楽しんで肉声でコミュニケーションをとること。
絵本でも、タッチケアでも、日頃の会話でも、とても大切だなと感じた1日でした。

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