ただ暑い
今日は終戦記念日。
父は予科練の予備兵
母は徴用されて山口県に
各々が終戦が
8月15日でなければ
父は死んでいたかも知れない。
母は徴用先から
同郷の仲間たちと脱出して
高知の実家に帰りつき
家族と再会して喜んだのも
つかの間….
"直ぐに徴用先に戻らない
と女子と云えども
軍法会議にかける"と
矢の催促がきた。
驚いた家族が切符を
求めに出向くと
"広島に大きな爆弾が
落ちて再開の目処が
たたないので切符は発行
出来ない"
結果
やっと切符を手に入れて
徴用先に戻ると
8月16日で
"貴様らぁ"と散々
罵倒されてみせしめに
炎天下
半日正座して後
皆が親元に帰ったとか。
今となれば
両親に聞いておけば
よかったっていう話は
沢山ある。
祖父母の話を聞く機会も
あった筈だが
何故か人づてに聞く事が
多くて凄く残念だ。
具体的な話はなくて
高知の山奥の青年が
何故
兵庫県に住んでいたのか
すらも知らない。
そんな事を
テレビのニュースを
みて思った。
係累の少ない家で
教えてくれる人たちも
いなくなったなぁ….
と
しみじみした日だった。
後の世を生きる
子どもたちの未来が
明るく続いていくように
心から願っている。
ラブ&ピース
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?