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ふるさとの話

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随分 長く生きてきた。 思い出を徒然なる ままに書きました。 読んで頂けると 幸いです。
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2023年2月の記事一覧

今日は帰る

今日は帰る

母の葬儀を
恙無く終えて帰る。
太平洋側から
日本海側の都会に戻る。
誰にも会わず
弟と二人で格式のある
神道らしく葬式済ませ
さっと家の中に入ったが
田舎のCIAは凄い!

親戚の娘から
"〇〇〇ちゃんが
 喪服を着ていた"
と報告されていて
弟が仰天していた。

コロナ禍になり
母が私や弟の孫たちが
帰省する事を決して
許してくれなかった。
"万が一があったら
末代迄云われる。
今はお互いに辛

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今日はなかなかな日

今日はなかなかな日

昨夜精進落としをした。
朝 近所に住む
祖母の弟の娘から
電話があり16日に
母親が亡くなったと
連絡がきたと部屋に
弟が入ってきていう。

私の両親は実母を
共に3才で亡くしていた。
随分
成長する迄事実を
知らないまま私達は
身近にいる祖母を
血縁のある祖母として
接していたし事実を
知ってからも同じように
大切な存在だった。

父の父親は妻が次々に
変わり父にとって   
中には
折檻の酷い

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母と帰ってきた

母と帰ってきた

今日は葬式を済ませた。

今朝の母は少し歯が
見えて笑っている 
ように思えた。

火葬場では
真っ白な母のお骨を拾い
花柄の可愛い骨壺に
納めて….帰りたかった
うちに母が約2年ぶりに
帰宅した……50日祭用の
祭壇に母の写真と御魂…
骨壺を置いた。

祭壇は神道らしく
山海の物が飾られ
にぎやかだ。

母の事をとても大切に
世話してくれていた
方と弟で精進落としを
して母の人柄を肴に
美味しい

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今日は友引

今日は友引

友引の日は葬式をしない
という訳で今夜も
母と弟の3人で過ごす。

昨日の朝
慌ただしく帰省した。
四国山脈を越えて
小さな飛行機は
一旦太平洋側に出る
眼下にエメラルドグリーンの海が広がる。
あぁ高知の海だなぁと
感慨を持つ….しかし…
久しぶりの帰省が
母の葬式をする為に
なるとは考えても
いなかった。

タフで明るく
困った事が起きると
ケセラセラって
突然歌い出す人だった。 

沢山食べて

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空港にいます。

空港にいます。

母が日曜から
容態が悪化していると
弟から
月曜日に連絡があった。

昨日
来週の木曜日迄の
子どもたちへの
プリントの用意して
帰宅した。
バタバタ忙しい中
友だちが手伝ってくれて
荷造りをする。
私の大好物の
お好み焼きを焼いて
食べながら
両親の喪主を2回した
彼女からレクチャーを
受ける。
有難いって感謝した。

今 空港の中
フライト迄小一時間ある。

悲しみにうちひしがれ
ないように書

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地震

地震

トルコの地震。
友だちはトルコが
大好きで移住を考えて
言葉を習いダンスを
習い夢に向かって
日々邁進している。
そういえば連絡して
なかったなぁ…….と
役場勤めの彼女に久々
連絡してみよう。

現地の様子は時間を
経るに従い被害は
大きいと知り衝撃だ。
3つのプレートの上に
立地していると知った。
 
日本は火山列島で
実家の高知では
南海トラフ地震が 
あるある情報が流れて
海抜0㍍にある下

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