今日は帰る

母の葬儀を
恙無く終えて帰る。
太平洋側から
日本海側の都会に戻る。
誰にも会わず
弟と二人で格式のある
神道らしく葬式済ませ
さっと家の中に入ったが
田舎のCIAは凄い！

親戚の娘から
"〇〇〇ちゃんが
　喪服を着ていた"
と報告されていて
弟が仰天していた。

コロナ禍になり
母が私や弟の孫たちが
帰省する事を決して
許してくれなかった。
"万が一があったら
末代迄云われる。
今はお互いに辛抱
しよう"と気丈に云われた。

確かに誰かが見ている
したたかに
思い知らされた。

田舎で平和に暮らす為の
不文律の存在がある….と
母なりのあり方で
家をしっかり守って
くれていたのだと
一層感謝して
この地を離れる。

自在な魂の存在となった
母が身近にいてくれる
そう思いながら
また懸命に生きて
いきたいなぁ！
愛を降り注いでくれて
本当にありがとう…….
大好きなお母ちゃん。
　　　ラブ&ピース