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詩: 廊下


朝 起きてきて
パチリと電気をつける
玄関につながる
短い廊下
突き当たりにドア
それが光に照らされていて
いつもこれだ と思う

いつもまっすぐに進み
いつも扉に突き当たる
生まれてくるときにすら
こんなところを通ったような

いつも光に照らされて歩み
いつも光の中へ 出てゆく
朝 さいしょに向き合うとき
玄関の扉がまるで
新しい世界を
隠しているような



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