見出し画像

プレママ必見!最低限揃えておきたい赤ちゃんグッズ❤ ~おでかけグッズ編~

初めての育児。分からないことばかりですよね。お悩みの1つとして育児グッズがあります。

今回はついに最終回の第6弾!おでかけグッズです♪
お出かけは家族のライフスタイル、
例えば何カ月からお出かけするか…どの程度の外出になるか…
によって、使いやすいグッズが変わります。

そこでここではお出かけに便利なグッズを、現役助産師が紹介いたします。
是非チェックリストとして使ってみてください。
※価格はあくまで参考価格です。


おでかけグッズ


赤ちゃんはお腹の中にいる間やおっぱいを通してママから免疫をもらってはいるものの、まだ耐性は弱い。退院してから1か月程度、お出かけは避けて頂きたいです。健診や受診など必要な外出以外は避けるようにしましょう。

お出かけグッズとしては抱っこヒモ、スリング、ベビーカーなどがあります。赤ちゃんをずっと自分の手だけで抱っこするのはとっても大変。腰痛や腱鞘炎になってしまう可能性も・・・
ぜひこれから書くグッズを活用してみてください❤

《抱っこヒモ》

抱っこヒモを使うようになるのは、生後1か月~3か月頃から使用できるものが多いようですが、新生児から使える物も出ています。

首がすわらなくても使えるもの、首がすわってから使うもの、腰がすわってから使うもの
と様々なものがあります。

月齢が浅い時期から使える抱っこヒモは首の後ろに支えがついています。
退院の時に使いたいという方は、必ず新生児から使用できるタイプを購入してください。


抱っこだけでなく、

・おんぶができるタイプ
・抱き方を変えられるタイプ
・赤ちゃんを寝かせた状態で体に固定できるタイプ
などあります。耐久性も重要で、使える体重にも制限があるので、事前に確認してから買ってくださいね!

最近の赤ちゃんグッズ販売店では試着できる場所も増えているようです✨
試着をせず購入した場合も必ず一度自宅で試着するか、装着の説明書を読みましょう。

価格:5000~30000円

画像1

画像:エルゴ


《スリング》

幅の広い布でハンモックのような形を作り、赤ちゃんを抱っこするものです。

肩掛けやたすき掛けにし、横抱き、縦抱き、カンガルー抱きなど1つのスリングで色々な抱き方ができるので、長い期間使用することができます。
1枚の布なので洗濯も簡単ですしコンパクトです。
赤ちゃんとの密着度が高いので、赤ちゃんも抱っこするまま・ぱぱも安心感が得られますよ。

ただ装着方法が難しいのが難点です。赤ちゃんを支えながら装着する必要がありますし、布同士を折るように固定するので、慣れないと装着しにくい。正しく装着しないと、逆に腰の負担になったり不安定で赤ちゃんが危ない体勢になったりします。
必ず事前に説明書を読んで使い方を理解してから使うようにしてください。

価格:2000~8000円

画像2


画像:kangaroobaby

股関節脱臼に注意!!

抱っこヒモやスリングを使うときの注意点があります。
それは赤ちゃんが股関節脱臼をしないようにすること!

赤ちゃんの関節はまだまだ緩く脱臼しやすい状態です。
赤ちゃんの正しい足の位置はM字開脚です。

画像3

抱っこヒモやスリングに入れる時、体位座りのように膝を閉じた状態で曲げると股関節を脱臼します。必ずM字開脚のように、赤ちゃんの膝が外側を向いて曲がるようにしてください。


《ベビーカー》


抱っこヒモやスリングは楽に抱っこすることはできますが、赤ちゃんの全体重を肩と腰で支えることになります。ベビーカーと他のお出かけグッズとの大きな違いはここでしょう。ベビーカーに乗せることでご自身への体の負担は軽減されます。


ベビーカーにもそれぞれ対象年齢があります。首がすわってから使えるもの、腰がすわってから使えるものなど様々です。購入する時に対象月齢を必ず確認しましょう。


最近は片手でたためるものや赤ちゃんの体温調節がしやすい工夫がされたものなど、どんどん進化しているようです。
赤ちゃんグッズが売っている量販店で実際に体験して決めるのも良いかもしれません。

またベビーカーは自分より前に赤ちゃんんを置く形になります。使用時は必ず周囲に注意を払いましょう。また必ずベルトを装着し、転落防止に努めましょう。

価格:2万~6万円


画像4

画像:コンビ


病院から《自家用車で退院》 こんな方は要注意!!

出産した産院から自家用車で退院を予定している方!必ず新生児から使えるチャイルドシートを用意してください。
チャイルドシートを使用せずに自家用車に赤ちゃんを乗せると、道路交通法違反になってしまいますからね!
タクシーなど、自家用車以外の車で帰る場合には、チャイルドシートは必要ありません。

チャイルドシートにも様々あります。対象の月齢も様々ですので、退院時に使う場合には新生児から寝かせられる物を選択してください。

昔は助手席に後ろ向きで乗せるタイプもよく見られましたが、現在は安全の観点から後部座席にしか設置できないものが増えいているそうです。

価格:1万~3万円

画像5


画像:コンビ

昨日悲しいニュースがありましたね。1歳のお子様が車の中で寝ていて死亡したというニュース。死因は熱中症と推測されているそうです。
今の暑い時期、車の中の温度はものすごく高くなりやすい。赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、大人よりも熱中症や低体温になりやすいです。

夏に車に乗せる時には必ずクーラーをつけ、長時間の放置はNG!必ず目を離さず、大人の方が車から降りる場合には短時間でも、赤ちゃんも一緒に降りましょう。


ベビーカーやチャイルドシートは価格も高いですし、使う頻度や時期が場合によっては限られます。今はレンタルなどで短期間や単発でも借りられるので検討してみてもいいでしょう!


その他のお出かけ便利グッズ

★授乳用ケープ
お出掛け出来る時期になってから、外で授乳するときに目隠しに使うケープです。お母さんは頭からケープを被り、そのケープのなかに赤ちゃんを入れて授乳します。

画像6

価格:familiar


★使い捨て哺乳瓶
折り畳み式になっており、組み立てると哺乳瓶になります。プラスチックでコンパクト。荷物を減らしたい旅行先などで重宝します。使い捨てなので何度も使うことはできません。災害時にも便利です。

画像7

画像:chu-bo

★小分けタイプのミルク
キューブやスティックで小分けになっている粉ミルク、液体ミルクなどです。詳しくは”おっぱいグッズ編”を読んでみてください📒
小分けになっているので、大きな缶を持ち歩かなくてもいい。
もちろん飲む量が決まっていれば、哺乳瓶に必要分の粉ミルクを入れて持ち歩くのでもOKです。

★おむつポーチ
お着換えやおむつ、おしりふきをまとめられるポーチです。
詳しくは”おむつ編”を読んでみてください📒

★使い捨てスタイ
紙やビニールでできているスタイ(前掛け)でそのまま捨てることができます。月齢が進み、お外でご飯を食べるようになったときにお勧めです。

画像8

画像:bibsters


今は社会が子育てを応援してくれています🏳

小さい子どもを連れてのお出かけは大変💦
最近は授乳室や授乳スペース、おむつ替えスペースなどがある商業施設も増えています。

ウォーターサーバーや電子レンジなどが完備されており、粉ミルクだけ持っていけばミルクを作れるところや離乳食を温められるところも多いです。

パパでも人目を気にせずおむつ替えや授乳ができるように配慮されているところもあります。

またレストランやショッピングモールのフードエリアでは、頼めばミルクを用意してくれたり離乳食を出してくれるところも増えています。
ミルクの完備がなくてもお湯をもらえるという場所は多いでしょう。

全てのグッズを持って行かなくてもよくなっているんです🍀

お出かけ前にそのような設備やサービスがあるかをリサーチしてから行くのもいいかもしれません💻


🎁育児グッズは赤ちゃんへのプレゼント🎁

育児グッズは物によっては短い期間しか使わないものも多く、家にあるものや他の物で代用できる場合もあります。
産まれてすぐ使うグッズもあれば、1か月経った後に使うグッズもあります。


育児グッズを選ぶときには、赤ちゃんが過ごす家やライフスタイルに合ったものを選ぶのがポイントです!

今は便利なグッズがたくさんあります。実用性が高いだけでなく、かわいいものばかりで楽しくなり、ついつい買い過ぎてしまいがち🛍


しかし実際に赤ちゃんが生まれてみると使いにくかったり、使えなかったりすることも。
今はネットが発達して、欲しいと思ったものをネットで買うと、当日や翌日には手元に届きます。
買い過ぎず、必要になった時に、一番合ったものを買うのが良いのかもしれません。

赤ちゃんが生まれてからは毎日がとっても早い。妊娠中にどんなグッズがあるのか、ネットで調べてみたり、量販店に行って見てみるのも良いのかもしれません。全てを購入しなくてもレンタルで済むものもあります。

育児グッズは赤ちゃんへのプレゼントです❤この記事を参考にしていただきながら、準備を楽しんでください♪

いいなと思ったらスキ♥️、もう一度読みたい場合はマガジン📚してください!
記事のリクエストも大募集中です❗

最低限必要なグッズのご紹介の連載はこれで最後です✨
今後も便利グッズや以前に告知したような、実際の使い方や実用編の記事を出していきます。お楽しみに♪


以上助産師Rでしたー🦊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?