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#1 note書く宣言

最近息子や自分の大切な人たちがnoteを書き始めた。
情報の紹介やアフリエイトを意識したブログなんかとは違って、noteの文章は読むと「その人の素の部分に触れる感覚」があって楽しい。年末くらいから「自分も書きたいな」と思い始めた。

新年の計画を立てた時、今年の目標の1つに「noteを書く」をあげた。それなのに3カ月、なかなか書けずに時間が過ぎた。
文章を書きたい理由はいろいろある。
書くことで自分の思考や感情を整理してみたい。日記以外にも自分の心が動いたことの記録を残したい。仕事のために情報発信力を高めたいとも思っている。それなのになかなか書けない。それはなぜだろう?

文章を書くこと自体は嫌いではなくて、小さい頃は小説家になりたいと思っていた。小学生の頃に初めて小さな作品を書いた。中学生では壁新聞の委員をやったし、高校では文芸部に入って旅のエッセイを書いたりした。大学時代は、フリーペーパーの学生ライターをやっていた。
そして大学を卒業して、地元で小さなローカル新聞社の記者になった。その後、結婚を機に転職し、県紙の新聞記者となり10年働いていた。

でもだからこそ、山月記でトラになってしまった主人公「李徴」のように「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」があったのだと思う。
元記者なんだからいい文章を書きたいと自分に期待して変にハードルを上げたり、他人の評価が怖いという気持ちが心理的ブロックになっていた。
硬い文章を書くことはできるけど、ポップな文章を書くのが苦手なのもある。「人が読むことを想定した気軽な文章を書く」ことが難しくて、なかなかnoteを書きだす一歩が踏み出せなかった。

完璧主義で何かを始めるときは情報収集したり、準備をしっかりやりたくなる性格。旅行の荷物は一泊二日でもスーツケースが必要だったりする。
noteを書こうと思ったら、noteの仕組みがもっとわかった方がいいかも、もっと他の人のnoteを読んでみたい、まずは自己紹介が必要かな、紹介するならどんな内容にすればいいだろう、などなど。始める準備をするだけで頭がぐるぐるして動きだせなくなっていた。

こんな時に必要なことは、まず「やってみる」こと。

私は去年の5月くらいからclubhouseというアプリで1日をふりかえる部屋というコミュニティ(ルーム)に参加している。
このルームは、自分の大切なものをより大切にするために1日をみんなで振り返るもので、毎日21時に開催されている。
色んなPDCA手法のエッセンスを抜き出した「振り返り手順」をもとに、進行役の説明を聴きながら1日を振り返ることができる。
どんなことがあったか、自分はどんな風になりたいか、そのためにいまどんなことが必要か、明日は具体的にどんなことをしようか。
30分程度の短い時間だけど、毎日ルームの手順に沿って1日をふりかえり、自分をよりよくしていく行動を考えていると、自分でも驚くくらい、自分の生活に変化を起こせている。
このルームに参加する中で学んだこと。
やりたいことがあるなら、あれこれ考えずに、まず「やってみる!」。
そうすると、自然と次にやることが見えてくる。
やり始めない限り、課題も見えないし、どんなに準備をしたとしてもうまくいくかどうかはわからない。
あたり前のことだけど、なかなかこれができない。
だからnoteもなかなか書けなかった。

ほんとは、まず自己紹介を書きたかったし、見出しなんかも入れてかっこいいnoteが書きたかった。でも、とりあえずやってみて、少しずつやりたいことをやれるようになっていけばと思い直した。

1494字、87分

#宣言 #clubhouse


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