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ウェルプレイドの採用UXが素晴らしかった件

はじめましての方ははじめまして。
既にご存知の方はこんにちわ。

みどろくと申します。

この度、高卒から今まで14年勤めていた会社を退職し、ウェルプレイドに勤めさせて頂くこととなりました。タイトルの通り、本題はウェルプレイドの採用UXの話なのですが、折角なので少し自己紹介をさせてください。

私がesportsを好きになった経緯は、以下の記事を参照。

まずは自己紹介

あらためまして、みどろくです。33歳の大阪在住男子です。
高校を卒業して少しだけアルバイトをしてから、14年間同じ会社に勤めてきました。

前職は主にコールセンターのアウトソーシング業務を受託する企業で、長らくお客様のお電話を受ける部署の管理職をしていました。2年ほど前に、希望していたマーケティング系の部署に異動させて頂く事になり、クライアント企業のCS向上や、WEBにおけるCX向上に取り組んできました。

不満もなくここまで続けてきて、このまま定年まで続けることになりそうだ、とうっすら考えていたのですが、そんな私に転機が訪れます。
大阪に、日本最大級のesports専用施設が出来るというニュースでした。

そして、同時にウェルプレイドから、その施設で働く社員を募集すると言うリリースが流れます。

それまで転職なんて全く考えていなかったものの、実は2~3年前から、ある思いが私の心をよぎっていました。それは、「このまま現状維持すれば、定年まで楽に生きていけるであろうな・・・」という思いです。困難への挑戦が好きな私は、それをつまらなさとして捉えていました。

会社からの帰り道、ツイッターで募集を見かけた瞬間、これしかないと思いました。自分の好きなesportsという領域で、先の不明瞭な業界を、熱量の高い仲間と共に切り開いていく。

こんなに楽しそうな事が他にあるでしょうか。

多少の逡巡の後、ツイッターを見て30分後くらいには応募をしていました。

今後はウェルプレイドの中で、REDEE運営の主担当としてお仕事をさせて頂きます。社員の中で、関西に常駐するのが私だけになるので、とても責任を感じています。関西、ひいては日本のesportsの発展のため、全力で取り組んでいきます。

ウェルプレイドの採用UXの話

さて、すさまじく長い自己紹介を終え、本題です。
上述の通り、今回ウェルプレイドの採用フローを体験したわけですが、そこで大きな感動を受けましたので、ここに言語化しておきたいと思います。

前職は比較的大きな企業だったのですが、歴史ある会社のグループ企業だったこともあり、昔ながらの採用活動を行っておりました。
流れとしては以下のような感じです。

①WEB媒体からの応募(又は電話)

②電話で面接日程のご連絡

③履歴書持参で面接

④採用の場合のみ電話連絡(1週間程度電話がなければ不合格)

一般的にイメージする企業の採用は、どこもこんな感じではないでしょうか。それでは、ウェルプレイドの場合はどうだったでしょうか。

①TwitterからWEBフォームで最低限の属性情報を入力

②改めてメールで送られてくるWEBフォームを入力

③オンライン面接の日程調整メールが届く

④1次面接(ビデオ会議)

⑤2次面接(ビデオ会議)

⑥最終面接(ビデオ会議)

⑦2-3日後に合格連絡

このUXの中でスゲエと思った部分が5点あるので、それぞれ解説します。

<①合格するまで本名を聞かれない>

応募フォームの氏名欄に【HN可】と書かれており、本名を伝える必要がありませんでした。よくよく考えると、確かに入社前に絶対必要なものではない気がします。有効性はさておき、この時点で「これは革新的、、、」と言う思いを抱き、会社に対する好感度が上がっています。

<②合格まで履歴書不要>

皆さんもご存知かと思いますが、履歴書の作成って地味に面倒です。
証明写真の撮影にお金もかかりますし、資格の取得時期も改めて調べるのが面倒です。かねてより、この面倒くささが転職を阻害する一要因になっていると感じていましたので、心理的ハードルの低減に大きく寄与していると思います。また、合格後に入社手続きのため履歴書の提出を求められましたが、「適当なエクセルのテンプレ使って、氏名住所学歴職歴だけ埋めてくれたらいいから」という感じで、最後まで素晴らしかったです。
あらためて考えると、入社手続きをするまでパーソナルな情報は必要ないし、入社にあたっても履歴書の中で必要な情報は一握りな気がします。写真も不要。

<③ビデオ会議のみで来社不要>

状況的にやむをえなかった部分もあるのですが、一度も会わずに採用まで決まることに驚きました。ビデオ会議にすることで、来社の面倒くささを低減し、時間の自由度を高めることもできるため、有効な施策だと思います。
本質的には直接の面接は不要と気づきました。

<④1・2次面接は面接中に合否が決定>
<⑤採用基準に達する方がいれば即採用>

この2点は合わせて記載します。採用活動において、応募から採用可否の通知までのスピード感は極めて重要です。そこが長期化すると、他の会社にも応募して、そっちが先に決まってしまうリスクが高まるからです。「この会社で働きたい!」と言う熱が冷めないうちに、入社させてしまうスピード感が大切です。面接中の合否判定については、ままあることかもしれませんが。私は特に⑤に驚きました。

今回採用は1名か2名のみと明言されていて、受講者もそれなりの数がいたと思います。その中で、1人目が最終面接で合格水準に達していれば、そこで合格を決めて2人目以降の面接を行わないというのです。仮に1人目の方が素晴らしくても、それ以上に良い人がいないか見てみたくなるのが心理かと思います。そのメリットを捨ててでも、スピード感を重視する姿勢が素晴らしいです。

いい人がいたら逃がさないぞ、という採用担当の意思を感じます。

おわりに

私は最初の応募フォームを入力していた段階では「一応応募してみるか」というレベルのテンションだったのですが、面接時の先方の会話に加えて、このようなUXの良さに感動し、最終面接の時には「受からないと俺は死ぬ」という気持ちになっていました。前職では顧客のCXに気は使っても、採用のUXに思いを巡らせたことが無かったため、大きな衝撃を受けた事を思い出します。

若者と労働人口の減少に伴い、いい人材を採用する重要性も難度も高まっています。これからは従業員が自社に触れる体験を、しっかりと考えていく必要があると認識した出来事でした。

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