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資格って何?


おはこんばんにちは!つばめです。

福祉施設で機能訓練指導員をやっています。
10月11日(日)は介護支援専門員 通称ケヤマネ の試験日で、私も試験を受けてきました。この資格試験を受けるのは今回で2回目です。
介護系の資格試験のなかでは最も難しいと言われているもので、近年の合格率は20%を切ります。


私が学生時代に取った資格と言えば英検4級と、高校が工業だった関係でボイラーとかなんやらかんやら取らされましたが、もう忘れました。汗
今回のテーマは、資格についてです。

IT業界に務めていた時代


IT業界は特に資格が無くても会社に務める事ができたので、20代後半までは運転免許くらいしか資格を何も持っていませんせんでした。
社会人になってか初めて資格取得を目指したのは、当時務めていた会社が印刷関連の会社であったこともあり、同僚の勧めで、比較的取得しやすい「CG検定」と「マルチメディア検定」を受ける事にしました。


まー社会人になってからはホント勉強していなかったので(学生時代もあまり勉強していなかったけど・・・)、受験者の50~60%合格する易しめの資格だったこともあり、同僚に馬鹿にされたくなかったので、それなりに勉強して試験に挑みました。
結果は見事2つとも合格!
それなりに達成感もあったし、次転職する時には履歴書に書けるかなー位には思ってました。
その後同僚と他の資格を受けようとはしましたが、その頃から仕事が忙しくなり資格取得からは遠のきました。

これから先の不安


私はプログラマーやSEみたいな事をずっとやってましたが、決して優秀では無かったし、社交辞令やコミュニケーションが上手い方では無かったけど、
後に別会社の社長にスカウトされるくらい優秀な同僚と一緒にチームで仕事をやっていて実際、利益も上げていたこともあり
顧客先や社内でも人によっては出来る人材と勘違いされていましたが、自分の実力は自分が良く分かっています。


以前先輩に教えてもらった事ですが、その会社の先輩を見れば自分の将来が分かる。と言うのは意識はしてました。
そんな中、その会社では定年を迎える職員はほとんど居なく、私が勤めた14年間でたったの2人。


よっぽど出来る人か役職以外は、40代半ば位になれば地元以外の場所へ飛ばされて辞める方向に持っていかれる。
いくら役職になっていても上から嫌われれば、飛ばされる。と言った現実を目の前で見せられていました。


私にとってはそれなりの給料はもらっていましたが、酷い肩こりとほぼパワハラ的な営業からの圧力などで精神的にも病んだこともあり。
このまま定年までは務めれないだろうなーとは感じていました。

転職を決意


ある日知り合いの人からのアドバイスで、独立開業が可能な柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ師、といった資格がある事を教えられました。
高校卒業の時、コンピュータ系の仕事か、医療系の仕事のどちらかに進むか考えていた過去があり、元々医療系には興味があったこともあり、業界的に年齢もまだギリ大丈夫そうな東洋医学の国家資格を取得し、手に職をつける事で第二の人生を歩むことを決意!


20年近く務めたIT業界を辞め、岡山から大阪の専門学校の夜間の部に入学。3年間昼間はバイト、夜は学校の生活を始めました。
当然周からは反対、馬鹿にもされました。ただ母親だけはやってみたら的な感じで言ってくれました。


勉強漬けの3年間


専門学校に入学してからの3年間は人生で一番勉強しました。国家試験の半年前にはアルバイトも辞め、試験3ヶ月前には1日13時間勉強しました。
私にとっては時間も無かったし、失敗するわけにはいかなかったんです。
出来る限りの事はやりつくし、そして試験に挑みました。


結果は見事に合格!!!!

そして介護・医療業界へ


その後は岡山の地元に戻り、整骨院を2年弱勤め、今の福祉施設に務めるようになりました。3年で主任、6年で係長と役職とは無縁だった私にも肩書が付くようになり部下も出来ました。

国家資格を取得から勉強癖がついたので、そこかは毎年何か一つは資格を取るようになりました。

国家資格取得後の臨床実務に当たる、卒後臨床研修
誰でも受けられる介護福祉系の資格、福祉住環境コーディネーター2種
その職場に3年務めると受験資格が得られる、衛生管理者試験の一種
職場に必ず必要な、防火管理者
施設で生活相談員として働ける、社会福祉主事
などなど

でも実際のところは………


東洋医学の国家資格を取得し、現在は資格に対する手当をもらい福祉施設で機能訓練指導員をやっていますが、現在の施設で使っている知識や技術は、今の施設に務める前に2年弱務めた整骨院での手技と、福祉施設に務めながら自分で勉強して得た知識が主となっていて、専門学校で習った物は解剖学など基礎的な物以外は正直あまり役に立っていません。


つまり国家資格は肩書だけで、実質的にはあまり役に立っていない


実際同期で独立開業をしている人もいるけど、身内が店を構えていて開業出来る環境があったり、バイト先で店舗拡大に使われたり、元々お金に余裕がある人がやっているだけで、私が知る限り学校の勉強だけで開業している人は一人も居ませんでした。


誰が得をしているかと言えば、学校だけ


肩書きが必要であれば別ですが、技術を学ぶだけであれば専門の学校に行くのはよく考えた方がいいです

一生勉強


勉強は常に行わないと、知識や技術は使わないとどんどん抜けていく。
IT業界、医療業界関係なく常に技術は進歩している。
立ち止まったら後退しているのと同じ
資格は達成感も得られて勉強する切っ掛け作りにはホントいいと思う。
ただそれに満足していたら足元をすくわれます。

資格に頼らない生き方、私にとって第3の人生がこのnoteであったりこれから挑戦する自分発信になります

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