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壊れるランドセル

小学生の子どもがいます。ランドセルが重い。これはみなさん認識してることだと思います。6年間使うことが前提なので、一年生にはとてもでかい。デカすぎて、腰の下のあたりにあたって、擦れて皮が擦りむけながら登校してました。教科書も大きいし重い。どうせ一年で捨てちゃうんだからもっとスカスカにしちゃえばいいのにってぶつぶつ言いたくなる。なんで道徳なんて持って帰らないといけないんだろう。どうせ人権教育なんてしてくれないんだし。5分で着くならいいけど30分の道のりはかなりきつい。別に授業内容によっては、ランドセルじゃなくてリュックでもいいじゃないか。いくらでも文句が出てくる。
いったい誰のためなんだろう。ほんとに子どものため?痛み堪えて重い荷物持って、体に合わないランドセル持って学校行かないといけないのだろう。
そもそも成長時期に同じもの使い続けるって無理がある気がする。20センチ以上も身長伸びるし、学年で持ち物違うし、教科書の種類も変わってくるのに同じもの使い続けないといけないっておかしくないか。
成長を祝っておじいちゃんおばあちゃんたちが高いランドセルを買ってくれる。それは周りは嬉しいかもしれないけど、そんな苦痛を伴って毎日生活するってありがたみ消えちゃうんじゃないか。それ以外の価値観はランドセル商戦にはないのか。もっと合理的な選択も認めていいのではないか。体のサイズ、値段と機能、目的にあったものという選択肢もあってほしい。そもそも1年生で選んだものを6年生でも使い続けないといけないというのもどうか。年長さんに人気のキャラクターやモチーフを売りにしてるのも結構あるのに、6歳のセンスと12歳のセンスってだいぶ変わっちゃうでしょう。もっとラフな作りで、体の大きさで買い換えるってのもあっていいと思う。そもそも2万出せば、かなりいいアウトドアのリュックとか買えるのにちょっと高すぎじゃないか。小学校卒業したら、押し入れの奥でほこりまみれになってそうなのに。
少しずつ軽量で、素材も工夫したものも出てきたようです。好みや成長に応じて買い替えたりすることもあるよねってものになればいいな。壊れちゃったみたいなのもあっていいかも。6年間保証しないでいいからもっと手頃になってほしい。見ながらいろいろ考えてるとそもそもランドセルじゃなくてもよくないって気分になってきますが。。。
同一の価値観じゃなくて、違う考え方も認めてほしいなっていう多数の中の一例です。

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