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Wigstock / 『記憶と空想』

写真家 Midori S. Inoue の 90年代 NY でのストリートフォトと、詩人・谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本「 記憶と空想 」 。第1章は、Midori S. InoueのNYでの写真から、詩人の谷川俊太郎さんがイメージした言葉が連なっています。

手に取ったあなたが、物語を紡いでゆく、この本をもっと遊んでほしい。
そんなことを考えながら、個展に足を運んでくださったみなさんに、ページに落書きをしてもらったり、思いついた言葉やイメージを書き留めてもらいました。

すてきな作品を少しずつご紹介していきます。



Wigstock と呼ばれていたパレード。NYのLGBTQの皆さんはいっぱいお洒落をしてパレードをする日なのです。6月の最後の日曜日は、ParisでもSan Franciscoでも、世界中の大都市でこのパレードが繰り広げられていました。もう30年も前のことで、まだまだマイノリティーだった人達ですが、本当に心から楽しんでいる表情を見ていると、自然と笑みがこぼれました。パレードの終点間際 Christopher Street近くのショーウインドーの中には、高みの見物をしていた3人のGuys! いきなり超サービスのパンチラでしたが、その下には真っ赤なバラの花!一本やられた~って感じ。してやったりの3人に私もYeah!嬉しかったです。

『記憶と空想』キャプション


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