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Macy’s Thanksgiving Day Parade / 『記憶と空想』

写真家 Midori S. Inoue の 90年代 NY でのストリートフォトと、詩人・谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本「 記憶と空想 」 。第1章は、Midori S. InoueのNYでの写真から、詩人の谷川俊太郎さんがイメージした言葉が連なっています。

手に取ったあなたが、物語を紡いでゆく、この本をもっと遊んでほしい。
そんなことを考えながら、個展に足を運んでくださったみなさんに、ページに落書きをしてもらったり、思いついた言葉やイメージを書き留めてもらいました。

すてきな作品を少しずつご紹介していきます。



アメリカ人にはとっても大切なホリデーの1つThanksgiving Day感謝祭。この日は家族や友人が集まって大きなターキーやごちそうを囲んで一緒の時間を過ごします。マンハッタンでは大きなバルーン達が町を巡るMacy’s Thanksgiving Day Parade。毎年同じなのに、大賑わいでバルーンを見物する人々。五番街の高級マンションにさえよじ上ってしまう子供達。そんな中で出会ったおじいちゃんとお孫ちゃん。ピカソそっくりのおじいちゃんの肩には、誰より背が高くなったお孫ちゃん。この日が来ると、家族の顔やファミリーと一緒に過ごした感謝祭のあたたかさや、美味しい食べ物達の匂いが蘇ります。ターキー食べたいな! ジャックランタン作りたいな! 皆に会いたいな!

『記憶と空想』キャプションより

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