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なぜ香りなのか

精油、といえばアロマセラピー。アロマセラピーといえばマッサージのイメージが大きいかもしれません。でもアロマセラピー=芳香療法です。あくまで香りがメイン。

出会い

そもそも、わたしが植物や自然、オーガニックといったものに興味を持ったきっかけは”香り”からでした。

国産カモミールの化粧水を使った時に、そのカモミールのなんとも言えない香りに本当に本当に感動したんです。その時のことは今でも鮮明に覚えています。
そこからわたしの人生は変わった、と言っても過言ではないほど変わりました。(仕事も、パートナーも、住む場所も、家にあるものも、苗字も、1年でがらりと変わった楽しくて目まぐるしい年でした…)
結構しんどくて辛かった時期に、”香り”に心を揺さぶられたんです。

香りのちから

であれば、わたしも香りで誰かのことを救えるかもしれない、救うというほど大げさでなくとも、ちょっとしたきっかけになったり、ちょっとした気分転換になったり、もしかしてもしかしたら、わたしが感じたのと同じように”香り”でだれかの心を揺さぶることができるかもしれない。
そして理想論ではなく、実際に精油の香りにはそんな力があります。

だから香りを届ける人になりたい、と思ったんです。
家に精油はあるけど、使わないでずっと残ってしまっている、どう使ったらいいのかよくわからない、そんな方は多いと思います。
でもただ嗅ぐだけでいいんです。ティッシュやコットンに垂らして、顔の前に近づけてゆっくり深呼吸してみる。
それが本物の精油であれば(悲しいことにそうでないものも出回っていますが…)必ず鼻から脳に届き、脳から神経へ、そして全身に働きます。
今すぐにラベンダー畑には行けなくても、ローズガーデンには行けなくても、森林浴に行けなくても、精油のガラス瓶ひとつで自然と繋がることができます。

それほどありがたい自然の結晶である精油ともっと真摯に向き合っていきたいと思っています。

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