タブーなんてない。HSPと宗教を語る
私はHSPであり、繊細な特性を持ち、感受性が強いです。
それゆえ、いろいろな事に気付いたり、深く考えたり、周囲に気を遣ったりしてきました。そして、親との関わりなどの環境因子もあいまって、20代から30代にものすごく悩み、苦しみました。40代に入り、人生の棚卸しができた結果、今、人生で一番楽で楽しいです。
「宗教」というと、日本では、そのワードを聞くだけで不穏な空気がただよいます。
「それって宗教みたい。」
という言葉には明らかに侮蔑もしくは嫌悪感などの否定的な感情が伴います。
でも宗教とは本来に人間にとって大切なものです。
私自身、自分の信仰する宗教を大切に思っているし、それを否定されるととても嫌な気分になります。
宗教自体がタブー視されている日本もおかしいなと思います。
タブー視し、自分は無宗教だといっている人でも、初詣、お宮参り、神前結婚式、御朱印巡りなどをしているわけです。
ぶっちゃけ言えばかなり変です。
私は、HSPが生きる上で、何が障壁になるかというと、大きく言って「人生や生活のバランスをくずし、自分で自分を苦しめてしまうこと」だと思います。もし他の人から見て不自由ない生活に見えても、HSPの方の中で、とても苦しい状況にあることは多いと思います。目に見えない部分で苦しむのです。それは価値観の問題で苦しむと言えます。目に見えない事だからこそ、周囲は察しづらく、相談もしにくく、一人で抱え込み、ものすごい生きづらさを感じている。そのようなHSPさんは多いと想像します。
どうやったら楽になれるか。私も今まで何度思ったか知れません。
どうやったら、HSPが本来の特性を活かし、楽に、楽しく生きられるか。
どうやったら、自分の信仰する宗教を自分の人生にとってプラスにすることができるか。
誰かそれを教えてと何度思ったか知りません。
自分の宗教を客観的に相談することができる場所や人がどれだけ欲しかったかわかりません。
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