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【相変わらずSpotifyヘビーユーザー】2023年まとめ

毎年出してくれるSpotifyのまとめ。
2023年のまとめが出ていたので、まとめを、まとめてみました。

結論:聴きすぎ。アホちゃうか(東京人)


緑のパンダが1年間にSpotifyを利用していた時間(2016~2023年)
2016年:195分(約3時間)
2017年:8,163分(約5日と16時間)
2018年:23,259分(約16日と3時間)
2019年:70,761分(約49日と3時間)
2020年:115,990分(約80日と13時間)
2021年:105,362分(約73日と4時間)
2022年:95,440分(約66日と6時間)
2023年:106,187分(約73日と17時間)


あほちゃうか。(東京生まれ東京育ち)

73日間でなにができるか。

鬼滅の刃なら歴代興行収入で新記録叩き出せるわけです。

首都高の横転事故の被害ですら
働くお兄さんたちの手で復旧できちゃうわけです。

100日後に死んじゃうワニですら、「行かずに後悔」「行って後悔」のどちらが良いかを悩んで、LINEでメッセージを送るギリギリになるまで、バイト先の「CAFE CAFE」のセンパイへの愛を膨らませることができるわけです。


そんな貴重な73日もの時間。私は何をしていたか。
そう、音楽を聴いていました。




■23年に聴いた楽曲は6,728曲


思ったより聴いていないんだなという感覚。

計算だけで言えば1曲が5分だとしても、年間10万時間聴いているなら2万曲くらいは聴いていたもおかしくない。
でも23年は6,728曲しか聞いていないと。



■ジャンルは正直よく分からん。

Jロックを好んでいる自覚はあります。ええ。
ただ、どのアーティスト、どの楽曲がどのジャンルに分類されているのかはわからん。
タワレコ的な分け方になっているのか、
それとも楽曲別で分かれているのか…

星野源の最近の楽曲はアニソンに入るのか?
そんなわけないか。J-POPか。ん…?星野源はJ-POPなのか…?


そう思って調べてみました。
アーティスト名を入れると、Spotifyに登録されているジャンルを調べることができる。
SpotifyはAPIをオープンにしているからこういうのもできるんですよね。

サカナクション → hokkaido indie, japanese electropop, j-rock, j-pop
クリープハイプ → singer-songwriter pop, deep underground hip hop, indie pop rap, sad rap
ずっと真夜中でいいのに。 → j-pop, j-rock, anime rock, anime
サザンオールスターズ → classic j-pop, j-pop
文藝天国 → japanese alternative rock, modern j-rock
星野源 → j-pop, j-acoustic, japanese singer-songwriter
あいみょん → j-poprock, j-pop, anime rock, j-pixie, anime
YOASOBI → japanese teen pop, j-pop

こうやってみてみると、面白いジャンルがいくつか。
サカナクションの「hokkaido indie」
クリープハイプの「deep underground hip hop」「sad rap」
文藝天国の「modern j-rock」
あいみょんの「j-pixie」

それぞれどんなアーティストが属しているのか見てみよう。

≪hokkaido indie≫

hokkaido indie

the pillowsやGalileo Galilei、ズーカラデルが目立つ位置に。
pillowsって北海道だったんですね。恥ずかしながら知らなかった。
Whiteberryや、THE BLUE HERBもここに分類。

ちなみにここにいなかったのはGLAYや安全地帯などの大御所。

GLAY → classic j-pop, j-pop
安全地帯 → japanese singer-songwriter, classic j-pop

もう北海道だけじゃなくて日本のレジェンドってことですかね…。


≪deep underground hip hop≫

deep underground hip hop

≪sad rap≫

sad rap

分からない、助けてほしい。


いずれもHIP HOPの括りには違いなさそう。
クリープハイプとHIP HOPというと
「愛す」「どうせ、愛だ」とかでジャンルを超えてコラボをしていたり
「ナイトオンザプラネット」のことを指しているんだろうけれど
こんなにもHIP HOPというジャンルが前に出てくるバンドなのか。




≪modern j-rock≫

modern j-rock

わあ、知っている名前がいっぱい。うれしい。


今更ですが、この表の縦軸と横軸について。
縦軸は音楽の傾向を表していて、上に行くとより機械的。エレクトリックな音楽になります。下に行くと有機的な音楽になると。
横軸は右に行くと尖っていてノリがいい音楽で、左に行くと雰囲気があるような音楽になるとのこと。

The calibration is fuzzy, but in general down is more organic, up is more mechanical and electric; left is denser and more atmospheric, right is spikier and bouncier.

↓Google 翻訳↓
キャリブレーションはあいまいですが、一般に、下方向はより有機的であり、上方向はより機械的で電気的です。 左は密度が高く雰囲気があり、右はより尖っていて弾みがあります。

とはいえ、どこまで本当なのか。
この表で言うと、アンと私、プッシュプルポットあたりが"密度が高く雰囲気があり"、TeleやHwylが"より尖っていて弾みが"あるのか…。

逆なような気もしなくもないですが、
J-ROCKというジャンルっぽく、ロックの"密度が濃い!"という意味でプッシュプルポットかな…
J-ROCKの中でもポップ的な弾みがあるってことでTele…?
Teleはライブ激しいので、それこそど真ん中な気がするけども。

文字の太さは知らんけど、再生回数とか勢いとかを表しているのかな。
そう考えると、マルシィ、ヤングスキニー、シャイトープ、This is LAST、Conton Candyあたりの勢いの強さと同じような感じがする。

もし試験で「modern j-rockとは?」と聞かれたら、
ど真ん中にずっしりと位置しているマイヘアと答えれば問題なさそう。


≪j-pixie≫

j-pixie

ここで生まれるそもそもJ-Pixieってなんだ、という疑問。

J-pixie is a whimsical and enchanting music genre that combines elements of J-pop and fairy tales. It features high-pitched vocals, playful melodies, and fantasy-inspired lyrics that transport listeners to a magical world. With its upbeat and cheerful sound, j-pixie is perfect for anyone looking to escape reality and embrace their inner child.

↓Google翻訳↓
J-ピクシーは、J-ポップとおとぎ話の要素を組み合わせた、風変わりで魅力的な音楽ジャンルです。高音のボーカル、遊び心のあるメロディー、ファンタジーにインスピレーションを得た歌詞が特徴で、リスナーを魔法の世界に連れて行きます。陽気で陽気なサウンドの j-pixie は、現実から逃避し、自分の内なる子供を受け入れたいと思っている人に最適です。


分類されているアーティストを見てみるとLiSA、Aimer、ポルカドットスティングレイ、the peggies、Cö shu Nie、藍井エイル、BiSH、BAND-MAID…
KOTOKO、fripside、supercell、Honey Works、DECO*27…

おとぎ話、魔法の世界…
アニソンやボカロ、アイドルという縛りをつけるのではなくて、二次元の世界やwebとのつながりを持つことができるアーティストが多いのかなと。

今でいう「Gacha Pop」を指す…?
とも思ったけど、ここにYOASOBIや米津玄師は入ってこないのか。
そうするとインターネット発アーティストのことではなくて、あくまで何かしらの魔法の世界(アニメ?漫画?)との接点を持っている楽曲が多いアーティストのことを指すのかな。
左上の方にひっそりと「Sakurakou K-ON Bu」(桜高軽音部)がいたり、
右には澤野弘之さんとかいるし。

ただ、そうするとますます米津玄師いてもいいのでは…?
それにLinked Horizonとかもいない…。

感覚ピエロやSHE’Sはいるけれど、全体的に女性のボーカルが多いようにも感じるから、やっぱり女性の声や、"高音のボーカル"が条件なのかも。



多分ロックをよく聞いている、に間違いない。





■今年もサカナクションにお世話になるんだろう。

サカナクションしか聞いてないよ、なんてことはないのですが。
私の原体験的な存在であるサカナクションには23年もお世話になりました。

今も、一郎さんの「懐かしい月は新しい月 "蜃気楼"」が開催されていたりと
サカナクションとしての活動再開が近いのかなと期待しますね。
2024年もお世話になります。




■トップソングにはちょっとだけ異を唱えたい。

22年のまとめを書いた時にも触れたのですが
Spotifyには「自動再生機能」というのがあって、ユーザーの好みに合わせた曲がどんどん流れてくる。
だから今回のトップソングの「ネイティブダンサー」や「怪獣の腕のなか」は、自分から意図的に聞いた曲ではなくて勝手に流れてきた回数が多い曲。

他にも何度も流れてきた曲はあるけど、自分の意志でスキップしていたりする。そう考えると、耳当たりのいい曲しか再生回数増えないよなというジレンマ。

個人的には、今年はあまりサカナクション聞いてなかったなという思いが強いのに、こんなにサカナクションの曲が多いとは。
もう私のSpotifyはサカナクションが好きだと覚えられているから、勝手に流れてきてしまうわけですね。
便利な機能だとは思いつつも、新しい曲との出会いがなくなるのと、
「好きな曲をアラームにしたら嫌いになった」時と同じような感覚に陥るのでちょっとなんとかしたい。

それくらい浴びるように音楽を聴いてしまっている私が悪いと言われたらそれまでなのですが。
探す遊びも楽しいぞ。




■2024年はどれくらい聴くだろう

コロナ禍でリモートワークになった2020年は、音楽を聴く時間が増えるだろうななんて思ってましたが、
結局、リモートワークが廃止になっても聴く時間はほぼほぼ変わらず。
幼い頃からイヤホンをしていないと落ち着けない性格の私に取ってみたらありがたい話ではあるんですが、とはいえとはいえ。
再生回数や再生時間を増やすより、心がときめくアーティストや音楽に出会いたいものです。

いま意識的に能動的に聴いているのは文藝天国。
"好き"という言葉で表現してしまうと、自分自身に悔しさを感じるようなアーティスト。2月のライブではどんな総合芸術を観れるか楽しみ。




年明けて地震があったり暗いニュースがあったり。
不安な日々が続いてますが、いつもそばに居てくれるのは音楽だけです。
あんなにかわいい彼女がいるじゃないか!とかそういうことではなく。

人はひとりだからさ。
そんなひとりのそばに、常にいてくれるのは音楽だけだ。

皆さんにも、素敵な音楽との出会いがありますように。

ではまた、年末にまとめましょう。

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