胸騒ぎ・・。友人から考えさせられたこと

Hello, みろろんです。暗くて寒いイギリスでも冬至を過ぎるとまただんだん明るくなってくるので後少しのしんぼうです。ちなみに今年の冬至は12月21日!これを書いているイギリスはまだ20日なのでもうすぐ!! 気温がまだまだ下がりますが明るくなると気分も上がる!ということで心待ちにしています。

12月に入ったころ、同じ町に住む日本人の友人から「日本に帰国できると思う?」とメッセージをもらいました。

私は夏に帰国した経験からこの記事を読むように薦めました。

夏の記事ですが、大幅は変更はないはずです・・。もしかしたら事前にPCR検査を受けなければならないかも、とは言いました。


コロナが広がっているイギリス、特に私の住んでいる町は上位を争うほどの感染者数でTier3というカテゴリーになっています。数日前にボリスジョンソン首相の会見があり、今までTier3が最高レベル、とされていたのにTier4を新たに増設、そこにロンドンなどが入りました。今のところ県(シャー)をまたぐことは許されていません。

動画が日本で見られるか不明ですが、ロンドンはパニック状態に。

クリスマスは家族に会うため緩和する、といっていたイギリス政府ですが実は家族もいない私たちには影響はありません。ひたすら家にいるだけです。

そんな中、私は眠れない夜を過ごすようになりました。ストレス?運動不足?

外出はほぼしていないものの、1日1回はオンラインピラティスやエアロビをしている私。それでも普段に比べると運動不足ですよね。

昨晩は何とか12時ごろ寝ましたが、起きると午前4時・・。そこから眠れないので携帯でネットサーフィン。(iPadは壊れてしまいました!)

そこで目にしたのは友人のFB投稿。

「父が永眠しました。日本での2週間の隔離を終え、意識のない父の手を握って数時間後旅立ちました・・・。」(表現を変えています)

そうです、冒頭でメッセージをくれた友人の投稿。

私は本当に悲しくてベッドの中で一人泣きました。


彼女のお父さんは数年前にパーキンソン病を患い、一人っ子である友人はことあるごとに日本へ帰国。

「今回はマンションの実家をバリアフリーにしないといけないから」

と。

日に日に弱っていく父親の状況をきいても自分も幼い子供がいる身。しかも彼女は一人っ子。一緒に介護できる人もいません。しかも彼女は外国籍。両親は日本語が達者ではありません。

今年も半年くらい自分の子供をイギリスにおいて帰国していた彼女。

本当に友人としても何もできずつらいです。

実は海外にいながら実家が近い人ってほとんどいないんです。東京近郊の方ははやり海外でも多いですが、私の地元は本当にいません。

彼女と私の実家は自転車でもいけるくらいの距離で知り合ったときから特に親近感がありました。

その彼女の今までの葛藤(一人っ子なのに海外にいる、など)をきいてきた身にとっては本当にこのニュースはつらかったです。

憂鬱な1日を過ごし、寝不足の私は昼寝することにしたのですが、そこでみた夢はまさに

「亡くなった親戚のオンパレード」

でした。

2年前に亡くなった叔母。いつも娘のようにかわいがってくれていたのに、がんを発症しあれよという間に他界。最後に会えたのは私が家族と一緒に帰国した3年前。アポなし訪問(最悪お土産をドアにかけて帰ろうと思っていた)で2分ほど外に出てきてくれた、あの時。あの表情。その後の私の家族との会話・・・。鮮明に思い出され、夢にでてきました。

その後いつも私のしたいことを応援してくれた祖父。戦争についていつも語り合ったおじいちゃん。。

そして祖母・・。京都弁でいつも私の名前をよんでくれた祖母・・・。

そんなことを夢見ているうちに朝になり、日曜なのに子供のサッカーのために起こされます・・・。

あー、頭痛が・・・。

ごめんなさい家族のみなさん、私は今日は動けそうにありません・・・。

その後たまたま母からメッセージが入っていたので電話をして話しました。

最近はライン通話です。(無料なのがうれしい!)

そうして何とか起きながらゆっくり過ごした一日でした。

本当に人はいつ死ぬか分からない。

そんなことを考えながら日常を過ごしています。

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