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一緒に走るとかわいい姿を見ることができない #子育て夫の名言集


いよいよ明日は息子の初めての運動会!本人以上に私と夫がそわそわしており、プログラムを見てはにやにやドキドキが止まらない1週間だった。
競技名と説明を見ただけで我が子の懸命に動く姿が脳裏に浮かび「こんなん絶対かわいいやん!」「当日他の子一切見ないかも」と親バカ炸裂。許されるなら推しうちわに息子の名前を書いて持っていきたい。

当の本人はまだ運動会のことをよく理解していない様子で、普段と変わらず2歳のイヤイヤ期を大満喫。時に大はしゃぎし、時に謎の大泣きをし、親のおもいなんて一切考慮しない自由奔放な毎日を過ごしている。

そんなマイペース元気っ子が20人ほど集合するわけで。事前の説明によると全競技親の付き添いが必要とのこと。その説明を読んだときに夫が放った一言が印象的だった。

「一緒にいたら見れないじゃん!」

付き添うということは誰よりも近くで子どもを見ているはず。一瞬「?」が浮かんだが、よく考えてみるとたしかにそうかもしれない。

隣で手を繋いで走っていると懸命な表情や思いっきり体を動かす姿を正面から見られない。おまけに予測不能な動きをする2歳児を必死にゴールに連れていく役目があるわけで。

全体が見える場所と見ることに集中できる環境にいたほうが、本当の意味で「見る」ことができるんだよなぁ。

これは子どもに限らず家族や友人、会社での人間関係にも当てはまるのではないか。
近くにいることが1番の幸せだと思っていたけど、ときには遠くから眺める、見守ることも大事。むしろそっちのほうが幸せな場合もあるんだと気付かされる一言だった。

結局競技ごとに私と夫が交互に子どもに付き添うことに。手を繋ぐ幸せと成長を目に焼き付ける幸せ。両方を存分に味わってくることにしよう。



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