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停滞のシミとヒリヒリする感覚

迷いとか退屈とか優柔不断とかによって、私達の心と体はものすごく疲れてしまうのではないでしょうか。そして、それに慣れてしまうと、白い靴下が知らない間にうっすら黄ばんでいくみたいに、落とすのは中々難しいのかもしれません。しかも、毎日少しずつ、うっすらと染み着いて行くから、気づきにくい。

一年前に自分が書いたこんな文章が出てきた。

愚痴ばかり言ってもしょうがないんで、ここで宣言しよう。これから頭を使い、精神を使い、準備をはじめよう。もうたくさん。私は自分のことばで語り、自分の頭で考え、自分の体で感じ、自分の手と足で進んでいく。

脱退屈宣言とのこと。退屈、停滞っていったい何だろう。あれから大学院に入学し、色々迷ったり悩んだりしながらもがいています。軌道に乗って、安定して進めることよりも、力の限りもがけることの方が自分にとって大事なのかもしれません。

ユートピアの中で生きるよりも、せめぎ合いの中に身を投じることをずっと欲してきた、と今は思います。そんなワクワク、ちょっとヒリヒリするような身体感覚って、やっぱり私にとって大切だなと、一年前の言葉を読んで、改めて思います。


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