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31、共同創造のエネルギーがはじけた布マスクづくり

みどりです。
このnoteではパートナーシップを通して気づいたことや、 霊性をみがくために工夫していることを記事にしています。

大型連休はいかがでしたか。

おうち時間が増え、お料理や断捨離に取り組んだ方も多いですね。

私も模様替えと共に、おうち時間を楽しむ洋服のコーディネートを発見したり、クローゼットを整理してすっきりしました。

お洋服のコーディネートといえば、最近ではマスクを着けることが一般的になってきて、お洋服や小物とリンクさせて楽しむ方が増えています。

私もただいま仲間と布マスクの製作販売をしていて、手持ちの帽子と組み合わせたり、毎日楽しくマスクを選んでいます。

実はこのマスク作り、元々は私とパートナーの考え方の違いが思わぬ方向に転がり、エキサイティングな展開を見せています。共同創造は、パートナーシップにも大いに関わりがあるので、パートナーといつまでも一緒にいたいという方は、ヒントを見つけて自分なりにアレンジしてみてくださいね。

ちなみに布マスク作りに夢中になっている私を、パートナーは淡々と見ています。以前の私は、自分の活動について褒めてもらうことを期待して話題にしがちでしたが、今はお互いの立ち位置で言いたいことや感じたことを気軽に話せる、いい距離感です。


布マスク作りという共同創造が始まったきっかけは、娘の歯科矯正。
いつかいつかと考えていた娘の歯科矯正を、いよいよ始めようというタイミングが2月にやってきました。
けれど、いざその時がきてみると、パートナーはなぜか猛反対。
話し合いをしようにも、「できないよね」の一点張りでテコでも動きません。

父親として家長として、深く考えてのことだとは思いますが、前のめりだった私は、もう、頭がフリーズしてしまいました。

なかなかにハードな局面でしたが、私の中にある「母親の勘」は、お腹の底から私に働きかけます。
今必要なのは、娘が矯正歯科に通う環境を調えること。

お金もうんとかかる。

ど、どうする!?


そこで、もともと針仕事が好きだった私は、これまで買い貯めたお気に入りの布地を売りに出すことにしました。

布地の販売に選んだ場所は、地域のコミュニティスペース「結の家」。去年から運営メンバーとして携わっている、大切な場です。
大事にストックしていた布地ひとつひとつを、丁寧にまとめて価格を付け、販売コーナーにならべました。

そして、そこにならんだ布地たちの運命は、急展開を迎えます。


結の家には、帽子を縫う人、スカートやエプロンを縫う人が作品を置いています。

マスク不足が深刻化してきた頃、この布地でマスクを作れば、みんなに喜んでもらえるのではないか、と結の家運営メンバーがふと言いました。すぐに帽子の製作者に連絡を取り、あれよあれよという間に話が纏まりました。

販売が始まってすぐに、生産が追い付かないほどの注文をいただき、フル稼働です。3月4月は、マスク作りに駆け抜けた2か月を過ごしました。

最近はやっと落ち着いてきて、今度は寄付用のマスク作りに取り掛かったり、縫製の技術を活かして次のフェーズに入っています。

この間、マスク作りは結の家に遊びに来る方たちにも波及して、縫製担当さんが型紙を公開し、家族や友人のために200枚以上作った人もいるほど、女性たちの力がぎゅっと集まりました。


このたびの状況で、私たちの暮らしはすっかり変わってしまいましたね。
大切なこと、真理というものの本質は変わりませんが、これからの時代は、これまで通りというわけにはいきません。
そこで大切になってくるのが、共同創造です。

今、リモートワークなどで家族との時間が増えて、今まで以上に深く接しているという人も多いですね。これまでとはひと味違った繋がりが、生まれやすくなっています。

私たちは、目には見えませんがいつも影響を受け合っていて、その刺激によってもまた、常に新しいものが発露し始めます。


娘のことを巡ってパートナーとは意見の違いがありましたが、実はそれが新しい世界を開く扉だったのです。

幸運だったのは、結の家という場があったこと、メンバーとやりとりがあり、新しい試みをしやすい状況があったことなどが重なり今回の共同創造が生まれました。

これまでの夫婦喧嘩なら、感情をぶつけたり口を利かなくなったりしてきたことも、子どもの成長については、話を進めなくては子どもが育ちません。
そこで、閃いたことを行動に移したら、結の家の女性陣のゆたかな経験と知恵で、思いもよらない方向に展開しだしたのです。

布マスクの活動が、人のお役に立っていることが分かったパートナーは、変わらず淡々と見守り続けてくれています。娘は無事に矯正歯科に通い始め、治療も順調に進んでいます。

自分の願いが叶いながら、娘のために動けるなんて、布マスク作りのおかげで充実した毎日です。
エンドレスパートナーシップに取り組むという途方もない夢を描き、一歩のあゆみを進めることができたことも嬉しく思います。

愛か怖れか、ということばがありますが、布マスク作りは、ただただ愛のみで動き始めました。

共同創造のきっかけは、身の回りに溢れています。愛を放てば愛が返ってくる。身をもって体感できた、嬉しいエピソードです。


*何かに躓いたとき、愛に立ち返ると一瞬で物事が好転しだす。愛の共同創造をはじめよう

マスクの記事はアメブロにも書いています。よかったら覗いてみてください。
私が手作りマスクの販売を始めた理由

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